数契約について
はいどーも、鈴スピChのゆーごです。
直近、黄色のデッキとカードばかりnote書いてる気がします。
なので今回も、多くの人が構築に悩んでいる数契約について解説したいと思います。
はじめに
まずは契約スピリットの相棒猫フェルマについて理解を深めましょう。
フェルマが持つ効果は2つ、
・金雲を持つ3コスト以上が召喚された時にデッキの下から1枚ドロー
・アタック時に2カウント増やし、3回以上召喚していればLv2スピリットをデッキ下へ
ドロー効果は重複不可なのでフェルマが2体いても1枚しかドローできませんが、常時効果なので相手ターンであってもドローはできます。
なので、個人的には1枚採用が無難かなと思います。
続いて、数契約の最終盤面、フィニッシャーとなるフェルマシーラムさん。
効果は大きく分けて3つ、
・アタックステップ開始時に、4回以上召喚していればシンボルを4つ追加
・さらに10C以上なら、相手は手札/手元の偶数コストのカードが使えない
・OC8でマジックが使用されていなければブロックされない
4回召喚をしていれば一撃ワンパン、10C達成なら白晶防壁やオーバージャッジメントをケアできます。
マジックが打てなければブロックできないので、そのままフィニッシュというのが理想です。
このデッキの課題
フィニッシャーであるフェルマシーラムを使おうと思うと、課題として挙がってくるのが「カウントの管理」と「召喚回数」の2つ。
カウントを増やそうと思うと、メインステップでカウントを増やせるカードは多くありません。
早期にフェルマシーラムの煌臨条件を満たすには相棒猫フェルマのアタックは必須。
ワンパンするために小刻みにアタックするのは本末転倒と言わざるを得ず、雲契約がいかに頭がおかしい効果をしていたのかひしひしと感じます。
また、召喚回数を稼ごうと思うと、当然ながらそのためのコストが必要になります。
一部、フル軽減で0コストのスピリットはいるものの、相棒猫フェルマのドロー条件である金雲の3コスト以上という条件になると、フル軽減でも1コストはかかるスピリットがほとんどです。
オススメ採用カード
上記の課題に対し、個人的におすすめのカードを紹介解説します。
まずは「カウント管理」用のカードから。
召喚で1ドローと1カウント増やせて、フィールドを離れるとさらに2カウント増やせる優秀なカード。
フェルマのドロー条件の3コスト以上だが、軽減が1つしかないのがネックではあるものの、踏み倒し手段もあるので問題なし。
アタックで2カウント増やし1ドローでき、BPマイナス破壊持ち。
召喚回数による追加条件がないので使い勝手がいい。イラストアド。
4コストだが軽減も多く、1コストで召喚できるのも優秀。
カウントを増やすためにアタックはしたいが、ライフは減らしたくないというジレンマに対する回答。イラストアド。
煌臨/アタック時にドロー効果があり、比較的発揮しやすい2回の召喚条件でLv1スピリットを処理できるのもありがたい。
煌臨中の効果しか持たないので、ホウホなどで煌臨元がなくなると何もできなくなるので注意。
続いては、召喚回数を稼ぐオススメカード。
カウント増加時に1コスト払って召喚した後、1枚ドローと1コア増やすことができる、実質0コストスピリット。
次のターンに使えるコアが増える=召喚回数が増やせるのでフィニッシュターンを早めることができる。
金雲ではないが、自身でドローできるので問題なし。
3コスト3軽減0コスト、メインで使えるカウント増加効果は神の猫。
生き残れば毎ターンカウントを増やせるし、アタック時にドローもついてる神の猫。
3コスト2軽減で2回召喚回数を稼げるただの猫。
実質0.5コストスピリットのようなもの。
破壊後バーストで自身を召喚し、「その後」手札の6コス以下の金雲を2体まで召喚できるが、召喚回数は1回分なので注意!
一応、フェルマのドローは常時効果なので、相手ターンの召喚でもドローできる。
(追記)※召喚回数を2回カウントできると思ったがそうでもなかったので、そこまでオススメではないです。
デッキの動かし方
動きとしてはアグロ(速攻)とミッドレンジ(中速)の間ぐらいの除去主体のデッキタイプ。
相棒猫フェルマは「魂状態」の効果を何も持っていないため、とにもかくにもフェルマを生き残らせなければ絶対に勝てない。できれば先行1ターン目からフェルマを召喚したいところだが、相手の契約スピリットを確認し、1ターン目から除去されそうなら後攻を選択したり、フェルマの召喚を2ターン目にするのもアリ。
なるべく握りたいのはカウント条件なし自分ターン煌臨のラプラスデビルと、C2以上自分ターン煌臨のラヴィエル。
ラヴィエルのOCを達成できればアタックだけして、カウントを増やしたりドローしたり除去したり好き放題できる。
優先順位の基本は「カウント>=ドロー>除去」で、まずはカウント6を目指したい。
手札にヒュパティアがいればカウント5でも可。
カウント6になれば、フェルマシーラムを煌臨することができ、サンクティファイドライトを4コストで使用することができるようになる。
打点が足りているのならフェルマシーラムがなくても、サンクティのみでごり押せることも多い。
カウントが8までいくとフェルマシーラムのOCと、ラプラスデビルのマジックを6コストにするOCが発揮できる。
そして最後にカウントが10になれば、相手の手札の偶数のカードを使用できなくできる。
ここまでしても「必殺」というわけでもなく、手札保護やミラージュ、バーストを考慮し、本当にカウントをそこまで貯める必要があるか考えながらリーサル計算をしたい。
〆あとがき
まだ発売されたばかりのカードを二日擦った程度なので、荒はあると思いますが、弱いデッキでもフェニルの劣化でもないと思います。
実際の動きについてはyoutubeの動画を見てもらえたら幸いです。
皆様の参考にしていただき、是非数契約で遊んでもらえたらと思います。