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すずすけのひとり旅【和歌山①〜熊野三山〜/2024年10月16日】

今回は和歌山県の熊野地方へ行ってきました。
徳島から南海フェリーに車を乗り入れ、和歌山市内から車で中辺路を走らせ紀伊半島を横断する形で熊野三山へ参拝に行って参りました。

今回利用した南海フェリー「あい」
午前8時発❗️
向こうに見えるのが紀伊半島
昨日の夜勤から睡眠時間は4時間程度のため船内で仮眠しました。
場面が飛びますが、和歌山港から田辺市本宮町まで車で約2時間数十分走らせるとここ熊野本宮大社に到着。
世界遺産なので平日でも観光客は少なくないです。
境内に上がると雨が降ってきました…。
禊の雨だ、と自分を励ましつついざ本殿へ
参拝には拝殿・本殿に各々順番が決まっており、事前に知っておくことで参拝時に迷うことはないでしょう。
静謐厳かで三重の伊勢神宮とはまた違った趣があります。
熊野三山のシンボルマークともいえる八咫烏(ヤタガラス)の意匠をあしらった郵便ポスト。
投函すると本宮専用の日付印を押して頂けるそうな。
本宮から降りますと見える大斎原(おおゆのはら)の鳥居。
本宮はかつてこの地にありましたが、過去の水害により現在の高台へと移されました。
高さ34メートルある日本一の大鳥居だそうな。
大斎原の手水舎にはヤタガラスのオブジェと丸石。
三重からここ南紀熊野地方には丸石信仰というのがあるそうな(関連書籍より)。
鳥居すぐそばを流れる熊野川
河原へ降りますと誰の遊び心か、賽の河原のように石積み跡が点々とありました。
本宮近くにある食事処にて昼食。
山菜そばと紀州名物のめはり寿司。
めはり寿司は高菜で巻いたおにぎりです。
お次は三重県熊野市にある花の窟神社へ
夕刻、参拝客は少なく心鎮めて参拝することができました。
ここ花の窟神社では日本神話に登場する女神・イザナミとその子供である火の神カグツチをお祀りしています。
この神社は御神体として高さ45mの巨石を祀っています。
日本最古の神社と謳われている通り、神道信仰の原初の形態が今でも受け継がれています。
巨石というよりはもはや断崖絶壁…。
イザナミの御陵と伝えられる岩壁ですが、中央の窪んだ箇所が根の国への入り口とも、象徴的にイザナミの陰部とも喩えられるそうな(関連書籍より)。
人の手で造られた拝殿のある神社とは異なり、古事記におけるイザナミのお話もあってか、境内はどこか物寂しく切なさ漂う印象深い参拝ができました。
三重県・花の窟神社から南下し、和歌山の新宮市・神倉神社へ
ここ神倉神社は非常に険しい石段で有名(?)でして、足腰に自信の無い人や雨天時や夜間は極力登攀は避けるよう注意書きもあります。
とはいえ、登って参拝してきました😅
夕刻6時前、天気は雨☔
登れるかな…
参道は真ん中を避けるのがマナーですが、ここ神倉神社さまではそんなこと言ってられません😅…。
写真からでは伝わりにくいですが、かなりの急勾配、石段の踏面も一段一段不揃いで転倒すれば最悪大怪我どころでは済まない参道です…。😨
杖と傘の二刀流でようやく上へ到着。
片道約30分ほど。
本殿横にある巨石がゴトビキ岩🪨
熊野権現がはじめてこの地に降り立った場所がここです。
ここ神倉神社でのお祭りは、松明を持って石段を駆け降りる御燈祭で知られています🔥。
https://travel.nankikumano.jp/omatsuri/otoumatsuri/history/
逞し過ぎる…😅
新宮市を一望。
帰りは宵闇のなか電灯のない石段を降りて今日の宿へと至り、旅の初日を終えました。

初日の参拝観光場所
•熊野本宮大社(産田神社•大斎原)
•花の窟神社
•神倉神社

お天気には恵まれませんでしたが、歴史ある霊場の地を訪れることができ、心身ともに安らぎを得られた心地でした🙂⛩️

ひとり旅2日目へ続く〜😃

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