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トラブルの乗り越え方
おはようございます。
母親から「昨夜、夜中の3時頃、ゴキブリの外来種が出現して、急遽購入しました」というメールとともに凍らせて仕留めるタイプのゴキブリ退治スプレーの写真が送られてきました。
「外来種ってなんやねん国産がおるんかい」と返事をしたら
「黒くないやつで、赤黒くて触覚が長くて細みです」
と送られてきて、めっちゃ詳しくてビックリしたCreceaveコーチの脩平です。
どうやら母親は
孫子の兵法にもある「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」
を見事に実践しているタイプの人のようなのでちゃんと見習いたいと思います。
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トラブルに真摯に向き合うと怖くない
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僕は今33歳で、自分としてはまだまだ若いつもりですが
職場は年齢層が非常に若くて、僕よりも若い人の方が多いような状況になっています。
僕は普段はのんびり学校生活を送りたいので、ふわふわ過ごしているのですが
何かトラブル等があった時には、誰よりも率先して問題の中心に飛び込んでいこうと思っています。
特に今の職場は自分よりも年齢の若い人たちが多いので、彼ら彼女らがより一層頑張れるように困難があった時には放っておかないようにしています。
そうやって色んなトラブルに対応していると幸いなことに「トラブルへの対処法」みたいなものが何となく分かってきます。
例えば、「生徒同士の人間関係のこじれ」なんかはよくあるトラブルだと思います。
これの多くは「思いや考えのすれ違い」からくる「コミュニケーション不足」です。
だから僕はいつも、お互いの思いや考えをよくよく聞き
「〇〇さんはこう思っていたみたいやで?」とか
「あの子は今こう思ってるからその態度を取ってるんちゃうかな〜?」
という風にお互いの心情を翻訳します。
子供なので自分の思いをうまく表現することはできなくて仕方ありませんし、なんなら大人でもちゃんと伝えるって難しいですよね。
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次は、保護者の方の対応です。
生徒同士のトラブルがあった時には、必ず保護者へと連絡をします。
その際には事実を正確に伝えるために、いわゆる「5W1H」を意識しながら丁寧に説明をします。
時々、生徒から聞いたことをそのまま保護者に伝えてしまう人がいますが
それはまた別のトラブルを生む可能性があります。
ウソを伝えるとかそういうことではなくて、生徒からの情報というのは多くは整理されていないことが多いです。
また自分の感情が入ることが多いので、関わっている全ての情報が正確に入っているわけではありません。
だから当事者同士の話だけではなくて、時には周囲にいた生徒からの情報も含めて整理された情報を保護者に伝えます。
この時のポイントは「〇〇が悪い」「〇〇が正解」とか善悪の判断を持ち込まないことです。
間違いをわざと起こそうと考えている生徒はいません。
ただ、やり方がマズかったり、伝え方がうまく表現できなかったりする場合がほとんどなので
「今回はすれ違いやボタンのかけ違いが起こってトラブルになってしまったけど、これを自分の成長の肥やしとできるよう家でも話を聞いてあげてほしい」
というスタンスで報告をすると保護者の方も安心してもらえるのではないでしょうか。
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時には、保護者の方がお怒りの様子で学校に連絡をしてきたり、地域からの苦情なんてものもあります。
そういった際には、まずはしっかりと話を聞く。聞く。聞く。聞く。
相手の伝えたいことを丁寧に聞き取って、思いを汲み取ります。
その上で対処法や体制についての話し合いの経緯、時には僕たち教職員の思いというのを丁寧にお伝えさせていただきます。
1番は生徒自身の「安心と安全」であり、または「成長」を願うための大人の行動であるという前提で
その為に僕たちも善処を尽くすというスタンスで話をします。
そうすれば多くの人はちゃんと理解を示してくれます。
また連絡先を知っていたり経過を報告する際には、こまめに丁寧すぎるくらいに連絡を取ります。
言われたことを放置せずに、教職員側も自分たちの肥やしにすれば逆に「信頼」を勝ち取るチャンスにもなります。
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偉そうにつらつらと書いていますが、僕自身もこれまでたくさんのトラブルに振り回されたり、ちゃんと対応ができなくて保護者や地域の方を怒らせてしまった場面はたくさんあります。
そういった時には、いつも先輩の先生たちが真摯にフォローをしてくれて何とかここまでやってこれました。
トラブルは確かに、嫌だな〜と思うだろうし
誰かに感情をぶつけられることは自分自身もエネルギーを使います。
でも、そういったトラブルへの対応に自ら飛び込んでいくくらいの勢いでトラブルの渦を泳ぎ切る方法を見つければ
逆にトラブルは怖くなくなるので、どんどん自分のやりたい事にチャレンジしていけます。
おそらく誰も見ていないであろうこの記事ですが笑
僕よりも若い優秀な人たちが伸び伸びと仕事をして、熱意に溢れた行動が子供たちのより良い未来を作る事に繋がることを願います。
僕は僕でバスケットボールを通じて、アツい選手を育成していきたいと思います!!笑
ではまた〜