これからの部活動と地域スポーツのお話
こんにちは。
いつもお世話になっております。
先日、Creceaveの代表こと森野先輩から
「最近、Creceaveの発信活動サボってんじゃない?」
とお叱りを受けたので、ちゃんと時間を作ってコツコツやっていこうと思います。笑
さて、突然ですが今日は「これからの部活動についてのあり方」について、
保護者の皆様には知っておいていただきたい事をお伝えしておこうと思います。
現在、中学生のお子さんをお持ちの方も、小学生のお子さんがいらっしゃる保護者の方も知っておいて頂きたい内容です。
話の内容が少し難しいかもしれないので、選手には柔らかく噛み砕いて伝えていただけるとありがたいです。
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これからの部活動はどうなるの?
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教員の長時間労働が社会的に問題となっており、「働き方改革」がじわじわと(ノロノロと?)進められつつある中で、
特に負担が大きい業務の一つと考えられているのが部活動顧問の問題です。
現在の部活動の様子や、社会的に問題となっている事象についてはニュースやテレビで取り上げられていると思うので、僕が何かコメントするつもりはありません。
で、僕は一応(こう見えて)公立中学校の教員で、普段は(たぶん)ちゃんと教員として勤務しています。
僕自身はずっとバスケをしてきたし、バスケの顧問を熱望して教員免許を取得した経緯もあるので、今自分がメインとなってチーム作りに関わることができている環境はとても幸せです。
でも、もし僕が「明日からサッカー部の顧問ヨロシク!」とか言われたら、絶望します。笑
これよりもさらに絶望的なのが
「部活動指導をするために教員になった訳じゃないのに、好きでもない部活動の指導に関わらなくてはいけない教員」が多数いるという事だと思います。
で、前振りが長くなってしまいましたが
文部科学省とスポーツ庁がこの部活動問題をどのように扱っていくのかという方針が既に見えつつあります。
結論をお伝えすると
「部活動の活動時間は縮小され、地域スポーツへと移行」されていきます。
これ自体は既に、公的に情報発信されていますが具体的な内容がまだ定まっていないのでニュースとかでは取り上げられにくいです。
↓(お時間がある時にでも見てください)
実は僕自身は、2年ほど前にある事情でこういった情報を既に耳にしていました。(上記のリンクは平成30年2月23日の文科省での審議に関わる内容です)
僕自身は、バスケットボールを通じて子供たちと活動する場をこれからも持ち続けたいし
子供たちにとっても、もし部活動がどんどん縮小されて、黒板や教室以外で得られる学びの機会や人間形成の場がどんどん少なくなるのは、とても大きな機会損失だと思います。
だからこそ、Creceaveという組織を立ち上げました。
立ち上げの際の経緯はいろいろありましたが、根本的な思いというのは変わりません。
そして、上記の関連リンクのスポーツ庁参考資料の中の文言にある
<地域との連携について> という項目の中の
○ スポーツ活動の場としては、部活動と地域クラブの二者択一ではなくて、融合型という第三のプランをしばらく日本の中で定着させてみるという時期があってもいいのではないか。地域のスポーツの指導者を教師がやるということは全然問題がない。
これがまさに、Creceaveが目指している将来の姿じゃないかと思っています。
文科省やスポーツ庁が頑張って道筋を作ろうとしてくれてはいると思いますが、大体こういった方針が決まって現場レベルでの動きが具体的に出てくるまでには3〜5年ほどかかるのが今までの流れです。
その間にCreceaveは、先立って新たな部活動と地域スポーツの形を作ってしまいます。
特に今現在、小学生のお子さんをお持ちの保護者の皆様は、これからの部活動は割り切って「ないもの」だと考えておいてもらい
「じゃあウチの子はどこの組織(チーム)でどんな経験をさせて(勉強以外の)中学校生活を送らせようかしら」と考えて頂いた方が良いと思います。
これはバスケットボールに限らず、です。
まだ方向性が決まっていない中で、少し先の未来の事を考えろとか言われても不安ばかりだと思いますが
僕自身はこれは子供たちにとっても保護者の皆さんにとっても良い事だと感じています。
何が良い事だと思うのかは(長くなってしまうので)次回の記事に繋げていきたいと思います。(続くんかい)
という事で、寒くなってきましたが体育館での活動はアツく行っていきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します!!
今日は昼からチームの練習試合と、夜はいつものCreceave練習会です。
ワクワク!!
それではまた〜
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