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春季大会を終えて

こんにちは。
世間はGWですね。

RKNN中学校の男子バスケットボール部は残念ながら、春季大会の初戦で超強豪校との対戦になってしまい負けてしまいました。


なのでGWは(珍しく?!)全てOFFにしています。


今日は、春季大会の振り返りと夏季大会までの残りの期間どのような心構えで、そしてバスケットボールに限らず中学生の期間にいろんな物事にチャレンジすることについて改めて自分の考えをお伝えしておきたいと思います。


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勝ち負けではなく、観ている人たちを感動させる試合を
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今回の春季大会は、観戦に来ていただいた多くの方々(保護者の方や教職員の皆さん、下級生も含めて)から

「よく頑張ったね」
「諦めずにチャレンジする姿が良かった」


という言葉をいただきました。


これは僕も同じように感じていて、点差だけ見れば完敗どころかボロ負けでしたが、絶対王者に挑み続ける姿は競技スポーツの原点とも言える姿を感じさせてくれました。


今年から顧問についていただいたO先生もベンチに座りながらゲーム中ずっと声をかけ続けてくださり、試合後の集合の時には

「今まで感じたことがないような感情を抱いています。


これが何もできなかった悔しさなのか、君たちの姿に感動したのか、どういう気持ちなのかを理解できていなくて言い表す言葉が見つからないけれど、この経験を君たちの成長の糧にしてほしい」


との言葉をかけてくださいました。


スポーツなので勝ち負けはが当然ありますし、やっぱり勝つことで評価されることが多い世界は厳しいです。


ただ、今回のゲームに関しては「見ている人たちに『感動』を与えることができた」ということについて、選手たちは自信を持ってほしいです。


中学生のバスケットボールでは、全国大会で優勝するチーム以外は全て「負け」て大会を終えます。


負けることは悔しいです。(本当にめちゃくちゃ悔しい)


だからこそ勝ちにいく試合というのはプレッシャーがかかり、思い切ってプレーすること自体が難しかったりします。


今回の対戦相手のように明らかに「勝つことは難しい」という相手と戦うゲームは「勝てなくても仕方がない」と割り切ることができるので、それほどプレッシャーはかかりません。


だからこそ、思い切ってチャレンジできた部分もあるでしょう。


常日頃、練習でも試合でも言っていますが

「どれだけ相手が強かろうが実力差があろうが諦めるかどうかは自分で決めることができる。

諦めないと覚悟を決めて勇気を持ってチャレンジすれば、たくさんの経験が得られる。

逆に諦めるという選択を自らした選手には『諦めずにチャレンジしろ!』という反省しか出てこない。」



だからこそ、今回のゲームで選手たちのチャレンジする姿勢はこちらの想像を超えた姿だったので「感動」するくらいの姿が見えたのだと思います。


この経験を糧にして、次の夏季大会ではチャレンジする姿だけでなく勝ち切るゲームで観ている人たちを感動させるような試合を期待しています。


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自分の心の支えとなる経験を、バスケットボールを通じて作る
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今回の対戦相手はバスケットボールで全国優勝するために集まった精鋭たちでした。


監督も素晴らしい人で、リスペクトする部分ばかりでいつも学ばせてもらっており、選手をよく鍛えていることがプレーする姿から感じます。


能力もキャリアも練習量も違うけれど、何よりもバスケットボールに打ち込む心構えが一番違う部分です。



中学生として過ごす3年間はとても短いですし、高校と合わせても6年間という期間はあっという間です。


スマホでゲームをしたり、バカなことで盛り上がったり、友達と楽しく学校生活を過ごしたり放課後遊んだりする時間は大切です。


でも大人になってから何か1つのことに打ち込むことはなかなか難しく、やりたくてもできない現実がたくさんあります。


僕はバスケットボールばかりやっていますが、たまに会う高校や大学の同級生から


「まだバスケやってるんや。ホンマに好きやな〜。でも正直羨ましいわ。」


と言われます。


でもバスケばかりではなくてやっぱり仕事との両立は結構大変です。



人生においては学生として過ごす期間よりも圧倒的に社会に出てからの期間の方が長いです。


だからこそ学生の期間を振り返った時に、なんだか懐かしくて眩しく見えてしまう大人の方は少なくないはずです。


そんな貴重な学生生活で何か1つ、自分の軸となる物事を決めて、それに打ち込む経験というのは本当に貴重で、


ここで得た経験というのは将来、自分にとって心の支えになります。


教室で勉強することもめちゃくちゃ大切ですが、僕は黒板の前では学べない大切なことをバスケットボールを通じてたくさん学ぶことができました。


今のRKNNの選手たちは自分に自信のない選手がたくさんいます。


自分の力で何かを成し遂げたとか、目標を達成する経験がないと自信が持てなくなるのは当然です。


今すぐに自信を備えることは難しいけれど、中学3年間を過ごして振り返った時に、RKNNで過ごした日々と経験が彼らにとっての「自信」になれば良いなと思っています。


なんとなく過ごしても、濃い時間を過ごしても3年間はあっという間に過ぎ去ります。


せっかくなので、(たとえ、その時は苦しくても)こってり濃密な時間を過ごしたいと僕は思っちゃいます。笑


夏季大会までの3ヶ月はあっという間です。


この期間に3年生は今までで一番、プレーも心も成長する期間です。


今のチームが始まってからずっと、選手たちにとっては厳しい要求を続けてきましたが、ようやく最近チームらしくなりそうかな?という雰囲気が出てきました。(まだまだまだまだ要求し続けますが!笑)


1年生もたくさん入部してきて、2年生も忙しくなります。


自分たちのプレーに集中することも大切ですが、1・2年生をしっかりと指導して、先輩としての背中を見せてやってください。


3年生の器の大きさがチームの器の大きさを決める。


3年生だからといって、無条件にリスペクトされるわけではありません。


下級生が憧れるような、カッコ良い姿がリスペクトを生み、先輩を追いかける姿がチームをより高いレベルへと引き上げます。


これからの3ヶ月、そして夏季大会が楽しみですね。


それでは引き続き、よろしくお願いします。


GW中に僕自身もバージョンアップできるように、学びます。
(Amazonでポチッとしました。笑)



ではまた〜

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