チャレンジするマインド
こんばんは。
久々に感じた、今日のこの思いを共有したくて送ります。
今日は京都府下の強豪チームと練習試合を行いました。
京都出身の現役Bリーグ選手も輩出している伝統ある中学校で、今は在籍している選手は少ないものの、1人1人の身体も強く、何よりも闘う魂を持った選手が多くいました。
ゲームが始まってから数回プレーが続いた時に、僕自身が感じたことは
桃山の選手は「戦っていない」
でした。
相手の雰囲気に呑まれてしまい、受け身になって迷いながらプレーをしている様子は見ていても弱々しく、相手に脅威を与える気配すら感じられませんでした。
正直言葉は悪いですが、僕はその瞬間勝負しにいくのをやめて、闘う姿勢を植え付けるための練習試合にしようと切り替えました。
自分たちよりもキャリアもスキルが上の相手と対峙した時に、逃げてプレーをするのではなく、粘り強さや相手が疎かにしている部分に圧をかけるきめ細やかさ、必殺技の応酬ではなく手数の多さで勝負をすることの大切さを実感してもらうことにシフトしました。
いつも伝えていることですが、今の桃山中学校男子バスケットボール部は学校の中の部活動としてはかなり頑張っている方だと思います。
実際、校内でもとても良い評判を耳にすることがとても多いです。
ですが、一方で勝負という観点においてはまだまだ『甘い』部分がたくさんあります。
壁や困難を乗り越えて、たくましく成長するという経験が圧倒的に足りません。
それは試合経験がまだまだ足りていないというのもありますが、1番の要因は1人1人の心構えかと思います。
まだ結果を残していない僕たちの試合の対戦相手は、これまで同じくらいの実力か、または少し力(or 気持ち)の劣っているチームばかりでした。
今日のように、明らかに格上のチームと対戦する機会というのがなかったのが現状です。(新人戦のシード決定戦は同じくらいの実力だったと僕は思っています)
だからこそ、自分たちの目の前に強大な力を持った相手が現れた時に臆するのではなく
「どうやったらこの相手に対して戦うことができるだろう?」
というチャレンジにワクワクするようなマインドをもった選手とチームになってほしいです。
年明けに府新人大会を控えた(対戦相手の情報が全くない状態で試合を迎える)この時期に、今日のような経験ができたことはプラスの材料でしかありません。
僕自身、今日の振り返りをいつも以上に行ってこの記事を書いています。
来月にもう一度同じ中学校と練習試合をすることを決めてきました。
しばらくはこの試合で、今日の結果をひっくり返すことを目標にこれからの練習を過ごしましょう。
今まで自分たちがいた居心地の良い練習試合相手の環境から飛び出すと、やっぱり刺激がもらえますし、大変な思いをする分、楽ではありませんが成長の可能性をより一層広げることができます。
本当に本当にもう、やるしかない。
この1ヶ月で戦うマインドを育て、勝負をするための土壌をこの期間に作り、チームをさらに1ランク2ランクステップアップさせましょう。
今日のこの思いを忘れないための記録として。
絶対にできる!!!
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