未来の自分を作るための時間に
活動が全くできないこの期間ですが、選手の皆はどんな風にして過ごしているのでしょうか。
めちゃくちゃ気になりますが、あえてこの期間は部活動の部員にもスクールの選手にもアレコレ言っていません。
今回、世間を賑わせているオミクロン株というのがなかなか感染力が強いので声を大にして
「練習しようぜ!」
というのも言いづらいこともあります。
が、それ以上に
「あれをやりなさい」
「コレに取り組みなさい」
と言われたら義務感が勝ってしまいます。
勉強しようとしていたのに「勉強しなさい!」と言われたらやる気がなくなってしまうあの現象と一緒ですね。笑
選手たちが自分で
「バスケがしたい!」
と思えるように働きかけていくことが僕にできることなのかなぁ〜と改めて感じます。
世の中全体でこれだけたくさんの選択肢が溢れていて
また、コロナウイルスを理由に色んなことが「できなくても構わない」という雰囲気に囲まれ
「もう別に頑張らなくても良い」という空気感が学校にも漂っています。
全てのことを全力でやり切るのは相当なエネルギーと努力が必要ですが、少なくとも自分が選んだ道や、やると決めたことに対しては
「頑張ることができる自分」
を作る努力ができる人になってほしいと願っています。
チームや大人数での練習ができない今だからこそ
「個人」としての自分自身を少しでも前に進める努力をして、この期間を過ごしてほしいと思います。
具体的には・・・
●身体の柔軟性を高めるためのストレッチ
●体幹を鍛えるためのトレーニング
●ボールハンドリングを行ってファンダメンタルを高める
この3つをそれぞれ20分ずつ行うだけでも、合計1時間の練習を行うことができます。
毎日1時間の練習を行えば1週間で7時間。
1ヶ月で30時間。
もちろんこれだけでは普段の練習量に到底及びませんが、それでも前に進んでいることを実感するには十分です。
是非、今の自分にできることを1度考えてみて
この期間、自分を少しでも前進させることは何か?を考えてみてください。
バスケットボールはチームスポーツなので、誰かがミスをしたり失敗しても他の選手がカバーすることができます。
でも逆に言えば皆が皆、ミスをすることが当たり前になりすぎると誰も他の選手を助けることができません。
自分が上手くなる、成長するということは、自分以外の誰かを助けたり守ったりすることができるという事に繋がります。
そうやって一緒にいる選手や仲間を助けてあげることができる選手が、チームを勝利に導いてくれる選手です。
仲間を助けて、チームを勝利に導くためにも
今この瞬間に自分を成長させることができる取り組みをしてください。
また次、皆に会えるのを楽しみにしています。
ではまたねー