見出し画像

天皇賞(秋)。

みなさん、投票には行かれましたか?

選挙のほうではなく、中央競馬、秋の大レースの1つ、天皇賞(秋)の勝馬投票。

日本の農林水産業と馬事文化の振興に協力するべく、自分も何度か勝馬投票に参加したことがありますが、結構想い出のあるお馬さんもいたりするものであります。

賭け事ではありません。投票です。だから馬券とか、場外馬券売場とか言ったりしません。勝馬投票券、場外勝馬投票券発売所です。用語は正しく。

ということで、過去30年の勝ち馬をえっとペースト。

第162回 2020年 アーモンドアイ
第160回 2019年 アーモンドアイ
第158回 2018年 レイデオロ
第156回 2017年 キタサンブラック
第154回 2016年 モーリス
第152回 2015年 ラブリーデイ
第150回 2014年 スピルバーグ
第148回 2013年 ジャスタウェイ
第146回 2012年 エイシンフラッシュ
第144回 2011年 トーセンジョーダン
第142回 2010年 ブエナビスタ
第140回 2009年 カンパニー
第138回 2008年 ウオッカ
第136回 2007年 メイショウサムソン
第134回 2006年 ダイワメジャー
第132回 2005年 ヘヴンリーロマンス
第130回 2004年 ゼンノロブロイ
第128回 2003年 シンボリクリスエス
第126回 2002年 シンボリクリスエス
第124回 2001年 アグネスデジタル
第122回 2000年 テイエムオペラオー
第120回 1999年 スペシャルウィーク
第118回 1998年 オフサイドトラップ
第116回 1997年 エアグルーヴ
第114回 1996年 バブルガムフェロー
第112回 1995年 サクラチトセオー
第110回 1994年 ネーハイシーザー
第108回 1993年 ヤマニンゼファー
第106回 1992年 レッツゴーターキン
第104回 1991年 プレクラスニー

太字にしたあたりが、場外勝馬投票券発売所で自分が盛り上がっていた頃で、結構記憶に残っています。オッサンです。

サクラチトセオーには大変お世話になりました。ペコリ。

大外から武器の「切れ」が一閃
サクラチトセオーはここまでに中山記念、京王杯オータムH、アメリカジョッキーCCと3つの重賞を勝っていたものの、他の馬を引き離すほどの実績ではなかった。日本ダービー11着、宝塚記念が6着と7着、有馬記念は6着と、GIでは惨敗を続けていた。
それでもこの天皇賞でサクラチトセオーが2番人気に推されたのは、強力な武器を持っていたから。“切れ”である。コンスタントに上がり3ハロン 34秒台の末脚を繰り出し、安田記念では他の馬が止まって見える豪脚でハナ差の2着。この“切れ”があれば、「抜けた実績馬はナリタブライアン1頭。そのナリタブライアンも休養明けで不安」というレースを差し切れるのではないか、そう考えられたわけである。
確かにサクラチトセオーは切れた。1番枠スタートから後方をゆったりと追走し、直線では大外に持ち出されてスパート。瞬く間に前の馬たちを交わし、最後はジェニュインをハナ差捉えての1着ゴール。
まさに“切れ”という武器ひとつで、初のGIタイトルを手にしたのである。

こういう勝馬投票券を購入するのが結構好きです。ダービー、宝塚、有馬は距離が長い、マイラーなこの馬なら2,000mの天皇賞(秋)もいけるかも。そう思って投票したら当たりでした、懐かしい。

そして、もう一頭気になるのがこのお馬さん。レッツゴーターキン。学生生徒未成年者は勝馬投票券の投票ができないので、リアルで盛り上がったわけではないのですが、大穴なお馬さんで後世まで名を残したお馬さんでありまして、自分も何度も耳にしたお馬さんです。ネットでえいっと調べると、まさに「馬にも人のもドラマあり」でした。

11番人気馬の伏兵が…
メジロパーマーとダイタクヘリオスが先を争って飛ばす。トウカイテイオーも早めに好位をキープする策に出て3~4番手。後続各馬の鞍上も遅れまいとして食い下がっていく。
1000m通過は57秒5。このペースで先行馬が粘れる道理はない。直線、懸命に叩き合う馬たちを横目に見ながら、大外を豪快に伸びていく馬がいた。レッツゴーターキンである。
前年に小倉大賞典と中京記念を連勝。この年の夏は北九州記念2着、小倉記念2着、福島民報杯1着と堅実に走っての天皇賞挑戦。中距離での実績も体調も上々のレッツゴーターキンだったわけだが、2ケタ着順に大敗することも多く、GIでは菊花賞の11着があるだけだ。この馬を中心視する人は当然少なく、11番人気での出走だった。
直線、大外一気!
しかし、レースぶりは鮮やか。2番枠のスタートから後方に控え、向こう正面で外に持ち出し、4コーナーからスピードアップ。特に直線の坂を上りきった後、残り200mからの伸びは他を圧倒しており、同じように追い込んだ5番人気ムービースターに1馬身半の差をつける快勝で盾獲りを果たしたのである。
3着には15番人気のヤマニングローバルが入り、トウカイテイオーは7着、ナイスネイチャは4着、ダイタクヘリオスは8着と大荒れとなったレース。この年のGIではヤマニンゼファー、メジロパーマー、タケノベルベットなど人気薄の激走が目立ったが、その中でも印象深い波乱の一戦であった

このころに勝馬投票を嗜んでいたらきっと買っていただろうなあと改めて思いました。

ということで、メンタル的にいろいろとはかどらない自分ですが、最後の直線で一気に他を圧倒する伸びで物事をはかどらせたいと思います。

11月になったので、そろそろ今年最後の直線、本気出します。たぶん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?