【2023年12月】チェンマイのイミグレでノービザ延長申請する方法
2023年12月12日にタイのチェンマイでノービザ延長の手続きをしてきましたので、申請の流れを詳しく解説します。
ぜひノービザだけどタイに30日以上滞在したい!という人の参考になれば嬉しいです。
この記事の対象者は?
タイに入国するには様々なビザがあります。
詳しくは下記をご覧ください。
タイ王国大阪総領事館
ノービザ延長したら何日間滞在できるの?
ノービザ延長申請の主な流れ
後ほど詳しく解説しますが、このような手順で申請を行います。
イミグレに行く前
・滞在先(ホテルやAirbnbなど)でTM30の書類を発行してもらう
イミグレに行った際
・受付番号を発券する
・TM30専用の建物でTM30の書類をチェックしてもらう
・証明写真を撮る
・必要書類をコピーする
・申請書類を取得し記入する
・外の書類チェックエリアで書類を確認してもらう
・本館で書類チェックと料金の支払い
・ノービザ延長申請完了
チェンマイのイミグレの場所は?
2023年12月12日時点で、チェンマイでノービザ手続きができる場所は2箇所あります。
1チェンマイ空港近くのイミグレの場所
Chiang Mai Immigration Office
幹線道路の近くに位置しています。
2.チェンマイセントラルフェスティバル内のイミグレ
Chiang Mai Immigration (Central Festival Branch)
チェンマイのショッピングモール「チェンマイセントラルフェスティバル」の中の2階にあるイミグレです。
ノービザ延長に必要な書類
必要な書類は大きく分けて2種類あります。
ノービザ延長申請用紙について
ノービザ延長申請用紙3種は、イミグレーションの入り口で貰うことができます。
TM30とは?
宿泊先のホテルやAirbnbのオーナーが発行してくれる「滞在証明書」のことです。
すべてのホテルがTM30を発行してくれるとは限らないので、事前に発行してくれるか?聞いておいた方が良いです。
ちなみに私が宿泊したホテルの場合は、フロントのスタッフに「TM30がほしい」と言ったら印刷して渡してくれました。
ノービザ延長の詳しい手順
1.書類チェック用の受付番号を発券する
イミグレに着いたら、まず受付番号を発券しに行きます。
発券できる場所は、大きな建物の前に「Screeing Point」と書いてある3人ほどしか入れない小さな建物がある所です。
この受付で
「Can I have NO VISA for extension?」と言えばこのようなチケットを発券してくれます。
私は間違えて、就労ビザBのチケットを発券してしまいました。これではノービザ延長の手続きができなくなってしまう恐れがあるので気をつけてください。
2.TM30専用の建物でチェックしてもらう
イミグレの大きな建物の裏にプレハブ小屋のような小さな建物があります。
そこがTM30チェック専用の建物です。
建物の中に入ったら、スタッフからTM30専用の受付チケットをもらい待機します。自分の番号が呼ばれたらカウンターに行きチェックしてもらいます。
チェック後に横長のTM30のチケットがもらえます。
3.チェック済みTM30のコピーを用意する
TM30専用の建物の真横に印刷屋さんがあります。そこで横長のチェック済みTM30のコピーをとってもらいます。
4.パスポートのコピーをする
パスポートの顔写真ページと入国スタンプページをコピーしてもらいましょう。
5.証明写真を撮ってもらう
印刷屋さんの中に証明写真を撮ってくれるブースがあります。
ここで「証明写真を撮りたい」と伝えるとリングライトの前に座って写真を撮ってもらえます。5分ほど待つと証明写真を印刷してくれます。
(1回100バーツ)
6.申請書類を取得し記入する
イミグレ正面の屋外ブースで下記3種類の申請書類を取得し記入します。
・TM7(APPLICATION FOR EXTENSION OF TEMPORARY STAY IN THE KINGDOM)
・STM2(ACKNOWLEDGEMENT OF TERMS AND CONDITIONS FOR PERMIT OR TEMPORARY STAY IN THE KINGDOM OF THAILAND)
・オーバーステイのペナルティに関する用紙(The Acknowledgment of Penalties for a visa Overstay)
7.記入後にボランティアスタッフに書類を確認してもらう
申請書類3種が記入できたら、近くにいるボランティアスタッフに書類が正確に記入できているかを確認してもらいます。
8.屋外の書類チェックスペースで書類をチェックしてもらう
イスが置いてある屋外のスペースで書類のチェックをしてもらいます。
前方に番号が映し出されるモニターがあるので、そこに自分の番号が映るまで待ちます。
自分の番号が映ったらブースに行きます。そこで必要な書類をスタッフに見せ、すべて完了したらまた新しい受付チケットがもらえます。そのチケットを持って本館に入ります。
9.本館で書類申請手続き
ここまできてようやく本館に入ることができます。
本館でも番号が映し出されるモニターがあるので自分の番が来るまで待ちます。
番号が呼ばれるので「必要書類・申請料1900バーツ・受付番号チケット」を持ってカウンターに行きます。
本館では、自分の番号を3回呼ばれます。
1回目は書類提出と申請料の支払いです。
2回目は小型カメラで写真撮影をされます。番号が呼ばれてカウンターに行くと、防犯カメラのような小型カメラで写真を撮影されます。
3回目はノービザ延長申請書の受け渡しです。
10.ノービザ延長申請完了!
ようやく申請が完了しました。
完了すると、預けていたパスポートと青色の申請料の領収書が渡されます。これにて無事に終了です。
ノービザ延長申請にかかった時間
10:10 イミグレ到着
10:15 書類チェック用の受付番号を発券
10:20 TM30専用の受付チケット発券(しかし午前中分のチケットが無くなったため午後に再度来なさいと言われる)
10:25 パスポートのコピー・証明写真の撮影をする
10:40 申請書類を取得し記入する
11:00 記入後にボランティアスタッフに書類を確認してもらう
13:00 再度、TM30専用の受付チケット発券
13:30 チェック済みTM30のチケット取得
13:35 チェック済みTM30のチケットを印刷屋でコピーする
14:00 屋外のスペースで書類チェックの番号が呼ばれるまで待機
16:00 書類チェックの番号が呼ばれ、チェックしてもらう
16:10 本館に移動し書類申請手続きの番号が呼ばれるまで待機
16:50 書類申請手続きの番号が呼ばれ、チェックしてもらう
17:05 すべての手続が終了!
イミグレに到着してからすべての手続が完了するまで、トータルで約7時間かかりました。とても長い道のりで大変でしたが、無事に終わった後はなんとも言えない達成感でした。
ノービザ延長申請に関するアドバイス
1.イミグレに到着する時間
恐らくですが、イミグレに到着する時間は早ければ早いほど、すべての手続が早く手続きが終わると思います。
私はイミグレに10時過ぎに到着しましたが、周りの同志(同じビザ申請をする知らない海外の人のこと)は7時半に到着して受付番号を発券していたと言っていました!
2.イミグレは休日と祝日が休み、祝日明けの平日も要注意
ノービザ延長申請手続きを行うイミグレは行政機関なので、土日祝がお休みです。私が手続きに行った日は、前日が祝日でイミグレがおやすみだったので通常より人が多かったようです。ですので、なるべく人が少ない時に行きたい人は祝日明けの平日を避けていくと良いと思います。