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6日目@初めて入院記

個室のチェックアウト時間は10時半でした。
正直、「午後イチくらいかなぁ」と甘く見積もっておりまして。
朝食後、数日ぶりのシャワーでサラサラになった自分の髪に安堵したり、顔パック後の肌の調子を確認したりしておりましたところ

「はい、じゃあ部屋移動していきますね〜」と看護師さんが穏やかに入室してらして、テキパキとベッド移動を始めました。
ちょっと面食らった私と目が合った看護師さんは「大丈夫ですよ〜ゆっくり準備してくださいね」と声を掛けてくださいましたが、あとは歯磨きセットを洗面台から回収するだけだった。
(顔パックも荷造りも済ましておいてよかった…。)

そして多床室へ出戻りです。
さらば快適個室ライフ。

多床室でも支障ないと思っていましたが、
個室だと安眠度が違う。前記事でも書いたけど。

人間って寝てても当然気配があるので、盛大にイビキかいたりしてなくても、
寝息とか何かしら音が聞こえる。
集団生活に不慣れな私は、夜中目が覚めたときそれらが聞こえてくると気になってあまり眠れないことが判明しました。
手元ライトで読書を始めて→見回りの看護師さんに「起きてる!」と発見されて、ふふふと笑ってから読書を再開して→ちょっとうとうとしてくれば寝直して、5時頃目が覚めるので洗顔に起きる。

「もう流石に一般的な『朝』の時間ってことでいいでしょうよ」と
無遠慮に私が洗面所にお手洗いにと動き回るものですから、
各ベッドサイドにある感知式の常夜灯が私の移動に伴って点灯しちゃうのが、まだ就寝中の同室の方に申し訳なかった。
同室の人の寝息が止まると「あ、起こしちゃった」と思い、
再び寝息が聞こえだすと「よかった、寝てくれた」と思い。
振り返るとこういうことも私を何らか圧迫するものとして積み重なったんだろうなと。

つくづく、誰かと一緒に生活できる気がしません…。
逃げ恥でみくりちゃんが「寝室は別が良い」って言ったのすごく共感できる。いいんだよ。新婚だろうが同衾の義務はない。

すみません。話が飛躍しました。

一番嬉しかったのは、冒頭書いた数日振りのシャワー浴。

手術後、翌朝までベッドから降りられず禄に動いてないとはいっても皮膚は新陳代謝しておりますので。発汗もありましたし。
恐らく頭皮の老廃物がえらいことになっている(怖)

ふと以前見かけた記事で、タモリさんはシャンプーを使わないと知ったのを思い出しました。
「洗い過ぎで皮脂を落としてしまうから、匂いやかゆみの原因になる。
お湯洗いするだけで汚れを落とすことは十分できるのだから、シャンプーはいらない」ということだったような。
caution!:筆者は曖昧な記憶力で生きております。

とはいえ日常的に使っていると、急にシャンプー剤の使用を止めるわけにはいかないもので。ニオイとか気になるしね。

やるなら何日も人に会わずに済むタイミングでトライして、日常化して、シャンプー使わない状態で頭皮環境のバランス的なものが安定すればそのまま継続できるだろう、
とか考えますけど。
ひとまず洗いすぎにだけは気をつけてます。

何の話?
風呂と安眠のある日常は有難いって話かな。
以上、術後2日目レポートでした。

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