歯科定期検診、通っといた自分偉い
入院初日に、院内の歯科を受診しました。
全身麻酔をする場合は、喉に気管を挿入するため口がきちんと開くか、ぐらついている歯がないかを確認するんだそうです。
また、口内が汚れていると術後肺炎になる可能性もあるそうで、その予防にキレイにしてもらうのだとか。
歯科に踏み入れると、きれいなお姉さん(歯科衛生士さんて何故か美女多いですよね。マスクマジックだけでもないような気するんですけど。)が、診察用の椅子に案内して前掛けをつけてくれました。
待っていると隣から熊さんみたいな歯科医師が現れて、一目もくれずに電子カルテに向かい私の氏名と手術箇所を確認。
ローラー付きの椅子で近づいてきて
「はい、口大きく開けてください。
あぁ、きれいですね。口も開きますね。」
問診票の『歯科定期検診 あり』にマルが付いているのを見て。
「最近も診てもらっているから汚れもないし。
たまにね、10年くらい検診受けてない人とかだとちょっと大変なんですけどね。」と言って、麗しい衛生士さんに私のブラッシング指導を指示してゆきました。
衛生士さんも、歯ブラシ片手に
「いつも定期検診で注意されるところありますかぁ?うんうん、そこを重点的にしておきましょうねぇ」の口頭指導のみにとどまり、スムーズに行程を終了しました。
診察を終え病室に戻りながら、
「定期検診はやっぱり通っておくものだなぁ」としみじみ自分を褒めたのと、
「10年歯科に行かんとは、恐ろしいことをする人がいるものだ」という寒気を感じました。
何で見たか忘れましたが、健康な歯は1000万円の価値があるそうです。
実際に売れるかどうかの話じゃなくてね、
なんらかで失ってしまった場合に、生え揃った健康な歯をもう一度手に入れるのに必要な金額…だったと記憶しているのですけど、円の価値が下がっている昨今もっと要ると思います。
何が言いたいかと言うと、
(先天性の何らかや、乳幼児期の疾病や事故等の場合を除いて)
『生まれたときからそんな高価なものを使わせてもらっているんですから、そら大事にしますよ!』という主張です。
まぁ、歯だけの話でもありませんけどね。
米国には『フロス or ◯ie』という格言があるそうで、
命がけで健康な歯を守るようです。
そのくらい大事ですよ歯って。
人間はカロリーがあれば生きられるかも知れませんが、
自分の口で味わえる食事から得られる喜びは、大きいですからね。
一日でも長く、楽しく美味しい食事ができるよう、健康な口内を保っていきたいものです。
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