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退院@初めて入院記

退院日の朝食配膳、「入院中最後の朝ご飯」。
看護師さんからのお声掛けで「入院中最後の処置」。
そして緊張の一瞬、お支払い。
手術と入院で如何程になるのか
高額療養費制度を利用できるので医療費はたかが知れているのですけれど、食事療養費等はそれに含まれないはずなので、ちょっと見当がつかず。
しかし4月改正により入院費が値上がりする前のタイミングだったというのが僅かな救いです。

病院の朝は忙しい。
退院のお会計は9時半頃に。退出は10時までに。
11時の入院患者が既に控えている。
9時半の会計は外来患者も含め時間がかかる場合もあり。
入院患者の入室までに清掃やシーツ交換を行わなくてはならない。
患者の立場ながら、手際の良さに尊敬するやら有り難いやらです。

私は朝の洗顔後に着々と荷造りに取り組み、
7時半の朝食後歯磨きをしていよいよ忘れ物がないか点検。
なかなか処置室へのお声掛けがなくて「もう着替えて良いのか?まだダメなのか?」が判断しかねた。

10日間の入院という名のパジャマ生活に終止符。
久しぶりに外出着(ただのパンツとワイシャツなのだが)を身につけて、化粧(入院中日焼け止めだけだったところに、パウダーとアイブロウを追加)して、病院の敷地から出る準備。
入院中頻繁にメッセージをくれた友人からも
「ようやく娑婆に出られるな」と着信(笑)

手術後の痛みは大変でしたけど
それ以外は快適で心地よく過ごせた入院期間。
入院中にできた繋がりも嬉しかった。入院仲間じゃないと共有できない感覚ってありますからね。

準備万端、会計の順番を待っていると
家族から「着いたよー」の連絡が。
迎えをお願いしていた時刻より大分早い。どうにもできないのでスイカゲームでもしながら待っていてもらう。

ようやく会計の順番が来て、お支払。
許容内で胸をなでおろしました。

かくして、入院生活の快適さに感謝しつつ娑婆へ。

しばらくは実家に身を寄せるので社会復帰とはまだ言い難いですが、自分で食事の準備ができるし、おしゃれ着洗いを選べる洗濯機で服を洗える。
あと、好きなものが食べられる。
それが嬉しい。
さっそく帰路は洋食屋に寄ってもらい、オムレツとポテトグラタンを平らげました。

退院しても維持していたいなと思うのは、規則正しい生活リズム。
決まった時間に起床して、食事をしっかり摂って間食は控えめに。
21時消灯とはいきませんが、日付が変わる前には寝付いていられるように。
あとは適度に運動(ウォーキングと筋トレ)。

当たり前の事のようなのに、勤めに出てるとままならなくなっていくのはなぜなんでしょうね…。
休業中に身体に染み付かせたいものです。

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