【岡崎の糸づくり】ひつじはお好きですか?
こんにちは、鈴六です。
岡崎市は古くから『繊維の町』と言われていたのを知っていますか?
繊維の町、、、はじめて聞きました。
岡崎市が繊維。。。
今では想像もつきません!本当ですか!?
このように思う方もいるでしょう。
鈴六は古着をリサイクルして100年以上になります。
岡崎には、このような繊維に関わる会社は今もなお多く存在します。
今回は、岡崎市にある「糸をつくる会社 三河紡毛様」を紹介します。
糸づくり、、服を着るときや買うときに
意識をしたことがありませんが、服を作るのには欠かせませんよね。
三河紡毛様が作っているのは、
紡績糸やセーター、コートなどの毛織物です。
うーん、聞いたことない単語に
頭の中が「・・?」となっても大丈夫です。
これから、岡崎市にある唯一の紡績糸を製造する会社を紹介していきます。
紡績糸(ぼうせきいと)ってなに?
紡毛糸: 羊毛などの短い繊維を紡いで作られた糸のこと。
紡毛糸は、繊維の長さが不揃いで、ふんわりとした柔らかい風合いが特徴です。
ウールを中心とした様々な種類の糸は、衣料品やその他の繊維製品の製造に使用されます。
毛織物(けおりもの)ってなに?
毛織物: 羊毛などの動物の毛を使って織った布のことです。
三河紡毛では、毛織物の製造も行っており、高級な布や織物として評価されています。
帽子や靴下、マフラーなどあります。
会社の中を公開!55年前の機械が動いてる
紡毛糸を作るのには、毛が必要になります。
三河紡毛様では主に羊さんの毛を使用
羊の毛をふわっふわにほぐして紡いで、
1本の糸にしています。
また、ブランドによって、毛を調合しているそうです。
工場の様子🏭
三河紡毛様の工場は
床がほとんど木製です。
その理由は、静電気で大事な糸となる
原料がくっつかないためなんだとか、、
昔から変わらない製法で糸を作ります。
ミュールという機械で糸を束ねていきます。
ウールは保温性や熱伝導率にすぐれているので、
寒い時期を乗り越えるのに強い味方。
毛の質や加工によって、ふわっとしたソフトなタッチ。。。
ゴワ、ザラとした独特な風合いになるのが魅力です。
そして、ウールは天然繊維で土に還ります
天然素材のウールは身体に優しいだけでなく、環境にも優しいサスティナブルな繊維。
三河紡毛さんで行った実験では、コートの生地の一部を花壇に埋めたら、
2~3ヶ月でウール繊維だけがなくなり、化学繊維だけが残りました。
このように、天然素材だと分解されて土に還ることができます。
単一素材(例ウール100%)だとリサイクルはしやすい
しかし、単一素材でお洋服を作るのは、難しいですよね。。
岡崎は繊維の町
紡毛糸をつくる会社や古着をリサイクルする会社など
岡崎は昔から繊維産業を支えてきた、町なんです。
意外な一面を見れて、岡崎の魅力を感じてもらえたら嬉しいです!
〇鈴六のHP
〇鈴六インスタグラム
〇三河紡毛さまインスタグラム
SPINNUTS.に紹介していただきました!
スピナッツ115号に株式会社鈴六が掲載されました。
2024年12月6日発行
発行者の本出ますみ様が鈴六に取材をしていただきました。
取材は、2024年8月に行われました!
ぜひ、見かけた際は手に取っていただけると嬉しいです。
鈴六以外にも、イギリスの羊毛・紡毛などなかなか知ることができない内容が盛りだくさんの本になります♪
本出ますみさま
この度は鈴六を取材していただき、ありがとうございました!