独り言
私がみた私、というテーマで独り言。
何も無いけど、晴れないけど、大きな橋と美味しいご飯がある街で生まれ育ちました。
都会に出た時はしんどかったですが、がむしゃらでした。息抜きは音楽の街で過ごすことでした。
いろいろのけ者にされましたが、今の街で暮らすことを決め、のらりくらりと生きています。この街の歴史が今の居場所です。
音楽と酒と魚があれば大丈夫。ついでにおいしいコーヒーがあったらなおいい。
仕事の責任感だけは育ちました。やるならやる、やらないならやるな。厳しいのかもしれないけれど、自分の持つ責任は果たしたい。責任感は変な頑固さと相まって、上手くやりたい人たちにいいように使われ、仕事を押し付けられても諦めるようになりました。我慢や無理が特技になりました。心はあるのか?
一方で暗くてさもしい心を持っています。変わりたくても変われない弱さを持っています。不安はいつの日も私を押しつぶします。不安はいつしか病となり蝕み、折り合いをつけながら生きています。いつの間にか誰もいなくても平気になりました。
弱くて縋るものがない人生。もがくしかないのでしょう。色んなものに縋ったり怒ったり、他者を蹴落としたりするのもあまりに人生が不透明だからなではと思います。そんな人生でも生きるしかない。何もなくとも、ふらふらな自分を持っても。
いつかは老いて死ぬ。そんなことを今は考えます。認知症になってスピリチュアルペインで苦しむと看護師に脅されたことは忘れません。でも、わたしはよりよい認知症ライフを送り、最後を迎えてやります。認知症なんて誰しもなるもの。スピリチュアルペインで苦しんで迷惑をかけたとしても、尊厳のある最期を送りたい。人生のテーマです。暗い意味ではありません。
子どもは持てないかもしれない。普通の人生からはとうに外れている。
そんな懺悔もあり活動しているのかもしれません。私が子どもを育てられない分、社会に還元したいという思いもあります。
上手くはいかないことが多いとわかり始めてきました。
そんな三十路の戯言。
書いてて思ったけど暗い!
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