風の時代の西洋占星術の使い方 視点を反転させれば捨てたもんじゃない
私は子供のころから占星術が好きだったのだが、実はインド占星術なるものがあることを大人になるまで知らなかった。
いや~、視野、せまっ(;一_一)
知ってからも何故だかそちらへは全く意識が向かず、何年も何年も経ってから急に気になりだしたから面白い(笑)。
私とは対照的に、「西洋占星術? へーー、西洋にも占星術ってあったんだ!」という方々もたくさん居るだろう。
人の意識って本当、不思議。
世の中には色々なものが出回っているが、
例えば占星術にしたって
人によって
興味がいくところ、目が行くところ、耳に入ってくる情報が違う。
しかも、同じもの(例えば西洋占星術)の中でさえ、多岐にわたったジャンルに細分化されているので、
こうなるともうよく分からない…。
↑
と、
今は俯瞰できるようになったが、数年前まではどっぷりと1つのものだけに意識がロックオンしていた私である。
そんな私も今は西洋占星術への執着的な頑なさが和らぎつつあり、
それと共に
・人間とは?・魂の進化成長・意識の拡大・波動・解脱
等へ意識が向いた。
そこから再び、
「そうなると出生図の伝えたいことの真意は何だろう?」
「魂の進化成長へはどのような視点が最も有効なのだろう?」
ということに興味が移って(結局占星術から離れないのかい!(笑)、
新たな視点での研究を楽しんでいるのだから、
心底、星の世界や宇宙というものが好きなのだ。
さて。
西洋占星術にはある程度詳しいのだが、インド占星術は詳しくはない。
最も明らかで簡単な違いは、
サイン度数が23~24度ずれるということだ。
例えば私は西洋占星術では太陽星座は牡羊座15度なのだが、
インド占星術になると魚座22度になる。
アセンダントも乙女座22度が獅子座29度になる。
こんな感じでいろいろ変わる!!
(西洋占星術でサインの23度までに入っているものはインド占星術でも変わらない。私の出生図の天体のサイン度数が西洋でもインドでも変わらないのならば、こうもこのことに衝撃は受けなかっただろう!)
西洋占星術でもトロピカル様式とサイデリアル様式というものがある。
日本ではほぼトロピカル様式が採用されているのだが、
よくよく考えると
「なんで、トロピカルがさも普通に使われるのだろう?」
と最近の私は思っている。
(サイデリアル様式にして出生図を作成すると、サイン度数がインド占星術とほぼ同じになる)
このことも、
「人の意識」を研究している私にはとても面白い材料に思える。
自分を観察していても面白いことを感じてきている。
自分で自分は牡羊座だから…と、
そう思い込んでいた節があるわ!と気づいたのだ。
自分が自分を「型」にはめ込むのだ。
占星術だけに限らず、
様々ある占術に詳しければ詳しいほど、
このような「思い込み」らしきことが強く働いてしまうかもしれないな…
と感じている。
自分って、本当の自分のこと、どのくらい分かっているのか?
「自分は本当の自分のことを分かっていない」ということが分かってきて、
私は本当の私のことをもっと知りたい!と、
自分に興味津々だ!(笑)
これまでは、
西洋占星術を通して成長の道筋を感じていこう!という、
下から上へ自分を上げていく視点
で出生図を見ていた。
この視点をひっくり返すことにした。
このことにどうして今まで気づかなったのか?(汗)
→ 私の意識が「まだそこへ到達していなかった」のだろう。
が、
視点を逆にするという情報が耳に入った。
この情報を得た瞬間、
私の中で浮かんだものはやっぱり出生図だった(笑)!
猛スピードで、すでに最高の自分を感じた。
(これもある側面から、の自分ではあるんだけど…ね♪)
それは決して単一ではなく、多要素を併せ持っている私だ。
知識を外して、反転させた視点と東西の視点で「型」を壊したその先に、
思いもよらなかった「自分」へ続く扉の1つがあるのでは…!
私が私を「私」だと思っている姿は実は「勘違い」なのだ。
常識的に自分を周囲に合わせて「いい人」を演じてきた私は、
その姿が自分なのだと勘違いしてしまったのだ。
さあ!!
知識を外して
視点を反転させて
「思いもよらなかった私」に私は会いに行こう(*^^*)
そうして、
自分のタイミングで私はもっと身軽になっていくのだ♪