俳句の文法についてのもやもや

1:学校で習った文語文法の復習の必要あり。

2:結社ごとに許容範囲がやや異なる(文法に厳しい結社とそうでない結社がある)。

3:結社の基準に従わなければならない(結社の方針に、個人の句作を合わさなければならない)

4:句作のための文法ではなく、正しさや厳密さを追求するための文法(文法のための文法)になっている面がある。

5:正しい、誤用という基準があいまいなところ(いわゆるグレーゾーン)も一部ある。誤用が定着しつつある部分もある。
 だから、「~~~にこう書いてあったから、誤用。~~~~先生が~~~~と言っているから、誤用」と、そんな簡単に断言して良いのだろうか?と私は思う。

6:市販の文法書と結社が出している文法書(私家版)がある。後者は、その結社の会員に向けてのものだから、その結社だけの基準ということもある。

 超結社句会で、「うちの結社では~という基準である」ということを力説される方もいるが、「それは知っていますが、その結社だけのルールですよ」ということをあえて言う(もちろん結社関係なく、ダメなものはダメというが)。

 おそらく、ここにあげたことをうすうす感じている方もいるのではないだろうか。

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