公民館句会の闇:指導者と同じ結社の方が大半

 公民館(コミュニティセンター)で句会をしている地域も多いようだが、参加者の大半が、その指導者と同じ結社であることが多い。

 だから、公民館の句会に参加するときは、「完全な超結社句会である」(所属関係なく参加できる句会)と思わない方が賢明である。

 理由は以下の通りである(以下のようなことは、俳句の本には、ほぼ書いていないと思われる。公民館の句会に参加される時は、注意してください)。

1:公民館では、特定の結社の勧誘など、営利目的の利用が原則禁止されている。だから結社の名前を一切かかげずに、結社の句会をしている可能性が大。

2:参加者があまりに少ないと、会場をかしてくれない場合がある。そのため指導者が同じ結社の門下を動員して、句会の会員にしている可能性もある。

3:結局、句会に定着する会員は、指導者と同じ結社で、同じ作風の方ばかり(ほぼ公民館の近くの時間の有り余った年配者ばかり)となる傾向がある。だから自然と結社の句会の延長となる(=支部句会化)。

サポートは、句会の勉強会で使っている本代などにあてたいです。 (二つの対面式句会と三つの通信句会を運営中)