俳句を駄目にするもの

私は、いくつかの結社・句会(いずれも初学の頃に所属していたものはすでに無くなっている)に所属していたが、やはり俳句以外の要素(組織での役職、人間関係、年功序列など)で、当人の俳句がどんどんダメになる例をずいぶん見て来た。
 それは、作者自身の「不勉強」、所属結社の外部から批判的な意見を聞く機会の欠如、表現向上から目的が逸れること(句会や結社での役職への固執、結社への勧誘活動、マスコミに出るための活動など)が原因であるように思う。

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涼野海音(すずの・うみね)
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