句会の指導者・幹事の資質
1:他者の勉強手段に干渉しない。
(勉強手段のかけもち、結社の選択など)(「句会や結社の掛け持ちがいけない」という指導者・幹事の句会には、時間に余裕がある年配者しか参加できないのである)。
2:年功序列や結社貢献度などを選句に持ち込まない。
3:句会は表現向上の場と心得て、当番(雑用)を他者に押し付けるようなことをしない。
4:郵便出句者を軽視しない。
5:結社の異なる者にも公平に選句。
私(結社や協会での役職は一切ない)は現在、六つの超結社句会(通信句会を含む。実費のみ)で約130名と毎月、句座を共にしているが、1~5を厳守していれば、問題が起こるようなことは今まで一度もなかった。
公平な指導と運営を心がけていれば、句会の会員を増やすために、選句基準をやみくもに下げたり、「初心者歓迎」(中級者以上向けの句会では初心者の入会はお断りしている)、「若手歓迎」などと勧誘活動をしたりする必要は全くないと思っている。(「若手歓迎」と言わなくとも、50代以下の方は、句会のメンバーの3分の1ほどである)。
サポートは、句会の勉強会で使っている本代などにあてたいです。 (二つの対面式句会と三つの通信句会を運営中)