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【デッキ紹介】ディスペクター × ナイトメアキリコ
"成った"な…
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以前投稿しました『ナイトメアキリコの相棒』より幾星霜、ようやっとデッキが形になりましたのでご紹介します。
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こちらが当記事にて紹介する4Cディスペクターキリコになります。
ナイトメアキリコと相性の良いグレイトフルベンを主軸とし、接続カラーのディスペクター郡に青を加えた4Cで構築されています。
今回は、ナイトメアキリコとアマテラス or エンペラーキリコとの比較について軽く触れたのち、詳しい解説を行っていきたいと思います。
ナイトメアキリコの利点
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ナイトメアキリコを使うにあたって、アマテラスキリコやエンペラーキリコに無い独自性について整理すると、以下の要素が挙げられます。
・進化元が自由
サイバー、オリジンという種族縛りが無く、進化元が用意しやすい。
・踏み倒し先が自由
アマテラスキリコと違いコスト10未満のクリーチャーでも踏み倒せる。
・自己軽減持ちで踏み倒し用カードに枠を割かない
イザナミテラスやツクヨミテラス、星域のような「キリコを出す為のカード」を採用しなくてよいので、その分のデッキ強度が上がる。
・構築の幅が広い
特定種族を採用する必要が無く、コスト10以上の枚数を気にする必要が無く、専用カードを採用する必要が無い。上記3点のおかげで極論全てのクリーチャーと組み合わせて使うことができてしまう。この海で1番自由なキリコ。海賊王。
・ガイアッシュ軽減が乗る
ガイアッシュという無類のパワーカードを自然に採用できて且つその効果も余す所なく活用可能。
・手札補充ができる
6枚から3体踏み倒した後の残りは手札に加わるので、踏み倒しの出目に左右されずに手札を確保できる。
今回のデッキは、これらの要素を活かした形で構築しています。
動かし方と採用カード
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このデッキでは、以下の3ルートでの展開を目標にしてます。
① 2tマナ加速 → 3tアジサイ → 4tグレイトフルベン
② 2tマナ加速 → 3tマナ加速 → 4tガイアッシュ素出し
③ 3tマナ加速 → 4tアジサイ or マルル → 5tグレイトフルベン
上から順に優先順位が高いです。
基本的にまずグレイトフルベンを設置し、場を安定させてから動きたいので、①の最速着地が最も望ましい展開と言えます。
②と③に関しては、①が難しい場合のサブルートで、要求値が低くめになっています。
実際にはトリガーでのライフやヒャクメによりワンテンポ早く展開出来たり、逆転撃のコストで遅れたりもしますが、概ね上記の形で動いていきたいですね。
また、キーナリーやロマノグリラでの制圧なんかも可能なので、仮にキリコが出せなくても戦っていけたりします。
ここからは採用カードについて簡単に触れていきます。
ライフ、Reライフ
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2マナ初動。
アジサイやマルルに繋ぐために必要。
デッキが多色過多且つ2t、3t、4tと途切れなく動きたいので地龍神ではなく単色を優先。
デドダム
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マルルから出てくる最高のリソース。
②4tガイアッシュルートや③5tグレベンルートの3tに出すカードとして強い。
青いクリーチャーなのでキリコの進化元になる。
アジサイ-2
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4tグレイトフルベンを手札を減らさず実現可能なハイパーカード。マルルではこうはいかない。
グレイトフルベン効果でマナからタダ出しできるキリコの進化元。
マルル
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アジサイの5、6枚目。最速グレイトフルベン着地には寄与しないものの、相手の動きに左右されずにシンプルにマナを伸ばしてくれるのが優秀。
3tマルル後にライフがトリガーすると8マナになるのでグレイトフルベン着地が目指せたり、マルルデドダムを寝せるとキリコが出せたりする。
値段高すぎ😡
深淵の逆転撃
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他のキリコと違いナイトメアキリコは手札補充もできるので、手札に抱えられる受け札とは好相性。
キリコ以外でも、デドダムアジサイマルルで手札キープはかなりしやすい部類なので活躍させやすい。
ガイアッシュ
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キリコを計6マナ軽減してくれて、進化元にもなってくれる。逆転撃同様手札に抱えやすく活躍の機会は多い。
また有名なコンボだが、グレイトフルベンが居る状況で相手エンド時に条件が満たされていれば、マナからガイアッシュを出せるのも好相性。
ヒャクメ-4
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2マナある状態でトリガーすると返しのターンでグレイトフルベンが着地する悪夢のカード。
取り敢えずのグレベン設置から取り敢えずのヒャクメ出しがいっちゃん強いってそれ1番言われてるから。
謎に選ばれた時も効果発動するの意味わからん。
グレイトフルベン
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ちびっこマナ加速くん達を束ね女社長のキリコに忠誠を誓う中間管理職。まずコイツの設置を目指し盤面の安定を図りたい。
キリコを出すまでの繋ぎも出来るし、マナからキリコも出せるし、キリコ効果で出てきても強い。できないことが無い。
Reナンバーナイン、キーナリー
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キリコやロマノグリラの踏み倒し先。
なんならキーナリーに関しては踏み倒されなくてもガイアッシュ軽減も乗るし素出ししても普通に強い。
ナンバーナインは単色が偉いものの、素出ししにくいので枚数薄め。
キーナリーは素出しが強いものの、多色がしんどいので枚数薄め。
ロマノグリラ
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このデッキの第2終着点。
キリコから出てきて強くて、キリコのアタリを能動的に踏み倒せて、盤面に置いておける守りにもなる。
グレイトフルベン同様キリコが絡んでも強く、絡まずとも単体で強いカード。
EXライフでキリコの全バウンスを一発耐えてくれるのも嬉しい。
一応踏み倒しは進化も出せるので、マナがあればキリコも出せたりする。
ナイトメアキリコ
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出ると手札と盤面がランダムになるというハチャメチャなじゃじゃ馬だが、それでもやはり出れば強く、グレイトフルベンやロマノグリラのような優秀な部下達のおかげもあって使ってて非常に楽しい。
採用候補
サイゾウミスト
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グレイトフルベン効果でマナに居ても相手ターンに出せて、逆転撃同様手札に抱えられる受け札。
マナが伸びるデッキなので出しやすく色も合うが、多色なのと枠が足りなく今回は見送った。
地封龍ギャイア
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グレイトフルベンとキーナリーを足して2で割り単色にしたカード。
悪くないが青マナの枚数が少なくなるので今回はキーナリーを優先。
おわりに
なかなか扱いの難しいナイトメアキリコですが、今回ご紹介した構築では、単体で扱って強く安定感の高いグレイトフルベンとロマノグリラを組み合わせてみました。
アマテラスキリコ、エンペラーキリコのような他のキリコでは出来ない、ナイトメアキリコだからこそ可能な構築ですので、もし興味があれば使ってみて下さい。
その他、何か質問等ありましたらお気軽にお尋ね頂ければと思います。
それでは。