何があっても、大丈夫。
この一年、何があっても大丈夫。だって、最高の一年にしかならないから。
昨日誕生日を迎えて、心の底からそう思った。強がりでもなく、言い聞かせでもなく、そのままの、自分の本心だった。
こう思えたのは、24歳(2020年)の一年間でそれなりのどん底を私が経験したからだろう。晴天の霹靂でとにかくショックなことがあり、立ち直るまで半年以上の時間を要した。その後もうまくいかないことも多く、自分の不運をこれでもかと嘆いた。
こんな暗い暗い24歳を経て、改めてこれからの25歳の一年を見据えてみると、あぁ、何があってもだいじょうぶだ、と本気で思えた。
最高の一年、というのはいいことしか起きない一年ではない。悪いことも大変なこともあっていい。それも全部ひっくるめて、最高の一年にしかならない。そういうことだ。
遠回りの景色も、生まれて初めての感情も、なんでもそう。そういう予想外の全てが、やってくる日常の全てが、経験という名の財産を自分に与えてくれる。それまで知らなかった感情は、誰かへの理解を深め、そして優しい言葉をかけられる自分へと導いてくれる。出来事や感情は、自分を成長させてくれる。
だから、これからも目の前の景色を思い切り楽しんで行こう。楽しいことも、悲しいことも、嬉しいことも、泣きたいことも、その全てを引き連れて、自分という人生の旅を、思いきり楽しんでいこう。