お好みの『死に方』をお選び下さい2【小説　1717文字】

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下ネタが苦手な方はお控え下さい。
非道徳的な表現があります。
自殺を推奨している訳ではありません。

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前回の話はコチラ

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電話番号が、携帯電話なのは
怪しいが、メールでの受付も可能らしい。

悩む。理想の死に方、理想の殺され方。
俺は夢中でホームページを読み漁る。

「飛び降り」なんて
してる、選んでる場合じゃなかった。
世の中は、どんどん進化していくんだ。

死に方だって、自分で選ぶ時代だ！
そうだ！期待と一部を膨らませ
俺は、数名の子を選んだ。

いや、今日じゃない。
うん。
まだ早いな。少し冷静になろう。
自分を落ち着かせる。

なんか、ちょっと俺
生きてるの楽しくなってんじゃん。
死にたくてワクワクしてきた。

選んだ女の子のプロフィールを
スマホ画面が割れないギリギリの
強さでスクロールしながら
誰に頼むか選んでいく。

料金も確認しつつ
10分～要相談と、これまた
幅が広いな。

『瞬殺』は、10分なのか？
要相談ってことは、1日かけてとか……。
想像すると、涎が出てきそうになり
慌てて口元を抑える。

やっぱり死に方は『快感絶頂』
オプションの『遺体処理』も
つけないと、流石に死後だとしても
恥ずかしい。


残金残してもしょうがないし
『後処理』も頼むか。
うわっ！え？！
『3P』なんてオプションあるじゃん。
そうなると、当初のプランに
追加するだろ。

俺は、ノートを取り出し、指名の子数人の
名前とプラン、料金を書き出していく。
死ぬ為に必死な俺どうなの？
とは思いつつもノートには
次々と、希望と要望が書き込まれていく。


プレイ時間も気になる。
あ！あと回数かぁ。確かに
1回ってのも最後にしては、もったいない
かもしれない。
いや、逆に1回目が最高な場合もあるよな。
逆に考えて時間で決めるのも
スリルがあるかも。



そういえば、最近そんな気分になった事が
なかったから、自分の耐久時間に
不安が出てきた。
まじで、一瞬で人生終了とか
笑えないよな。
やっぱり時間制にするか。

いや、今の俺の状態からして快感を
得ることが出来るのか？
それさえも怪しくなってきた。
変な汗がでてくる。


今は、精神科で処方されている薬の
おかげで、生きてはいるが
全てにおいて、やる気がなくなって
しまっている。
自殺を、防ぐ為に通っているので
それが正しいのだが、今は、大問題だ。

確かに欲求自体がなくなっている。
何もできない。何もしたくない。
だから、死にたいけど、
行動したくない。
そんなループをグルグルと回り
続けている。

食欲もない。ただ生命維持の為に
最低限のカロリーを摂取しているだけだ。
睡眠欲は強制的に強い睡眠導入剤に、
プラスで、薬を摂取して無理やり
「健康状態」を保っている。

性欲は……。そういえば考えた事も
なかった。もう自分自身の身体に
全く興味がなかった。
傷付ければ壊れるくらいのモノとしか
考えていなかった。


出来るのか？
この状態で、最高の死に方が？！
自分の体調が気になってくる。

今は、興味もなかった
スマホの画面を必死でみて、
あまつさえ、ノートに書き出してる。
これ、性欲戻ってきてるだろ。
確定演出だろ？

そう思うと、なんだか恥ずかしいような
複雑な感情が湧いてくる。


久しぶりに、やってみるか？
誰に相談する事でもないし。
まぁ、昼間でも問題はが、夜の方が
落ち着けるか。
うわぁ。なんか、久しぶりすぎて
どこから始めるか混乱してきた。
おかずも道具も、そういや
全部捨てたな……。
まぁ、スマホがあればどうにかなるか？


やばい、想像しただけで
鼻がムズムズしてくる。
まだ鼻血が出るのは早いだろう。
と思いつつもティッシュを添える。



こうなったら冥土の土産だ。
オプション『メイド』『百合見学』
も追加しよう。
リアルで見るの久しぶりだな。

元気な時はハプバで
呑んでやって、一晩中グデグデだったな。
口開きっぱなしになるまで、
やってた事を思い出したら、久しぶりに
顔の筋肉が動いたのがわかる。
ははっ。笑ってる。
俺、まだやって無い事あるじゃん。

※
後半はコチラです。





※

え？まだ死ないのって？
そんなもんです。
死ぬ、死ぬ言ってるうちは、
まだ死なないのよ。

さて、そろそろ
最高の死に方ができるか
挑戦です！
でるか！再び「18禁」表示（笑）

wsd983320987様から
エロ認定もらったので
存分に下ネタ披露できます。

え？これくらいは、エロじゃなくて
下ネタですよね？