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応募作品1#夏の星々140字小説コンテスト

遠足で仲間外れにされてから不登校になり、中学校生活も不登校を続けた。友達とも疎遠になった。ただ幼馴染の遠藤菜摘だけは、変わらず接してくれた。彼女に熱帯夜に連れ出された夜。花火大会を遠くから眺めた。花火が終わりると、空に静寂が戻った。僕は花火より星空と彼女の横顔の方が輝いて見えた。

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スズムラ
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