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青ブラ文学部お題  企画参加作品

コチラの企画に
参加させていただきました。

5つの質問のうち
Q.5

あなたの大切な人が殺害されました。
犯人には死刑を望みますか?
それとも終身刑を望みますか?

を考えてみました。

さて私の大切な人がいると過程しよう。
そうじゃないと話にならないので。

『殺害されました』
だけだと、故意なのか事故なのか
判別できない。
事故だったら、そういう
運命だったんだろうと割り切って
しまわないと自分が先に進めないだろう。

加害者の謝罪も、いらない。
ただそっとしておいてほしい。
何を言われても、大切な人が
戻ってするわけではないのだから。


じゃぁ、殺意の結果だったら。
これも、大切な人が
誰にどういった理由があって
殺害されたかで
変わってくる。

まず、何故殺したのか
理由を聞きたい。
理解できるか、
理解できないかは
別として話を聞きたい。
直接本人からではなく、
弁護士を通して聞くだけでもいい。

その結果、大切な人は
影では酷い人だった。
というならば、その証拠を
提出してもらい、
殺害に至るまでの加害者の心情を
交えて過程を教えて欲しい。

何もわからず、ただ怨恨でした。
それだと、私自身どうしてなのか
悩んでしまい、前に進めない。
大切な人が他人に殺害される原因と
なった事を教えて欲しい。

その理由で
私から加害者への
罪状は、違ってくる。

大切な人が、加害者の命に
関する事をしていたならば
何があったのか教えて欲しい。

子を宿したのに、
無理やり堕胎させられた。
半殺しにされて、やっと
動けるようになって復讐しにきた。

とか、ならば
大切な人にも殺害される原因が
あったのだろう。
それならば、加害者を
これ以上責める気はない。

法律に従って
処分してもらっていい。
死刑でも無期懲役でも。

では、なんとなく、
誰でもいいから殺して
死刑になりたかった。
こんな理由で殺害されたならば。

どうしたら良いのだろう。
多分加害者は、法律的に死刑になる。
心神喪失で無罪。
これもありえる。

ああ、それならば
いっそ犯人は捕まらずに
私自身で苦痛を与えながら
生かせておきたい。
死んで詫びるほど
簡単な選択肢を与える気はない。
加害者を匿っているのは私。
法律の届かない場所で。
苦痛を味あわせたい。

大切な人の代わりに
心を埋めてくれるまで
心を満たしてくれるまで
生きるのが辛いと
加害者に感じてもらいえるまで。

ただ、現実として
それは不可能だろう。

犯人として捕まって
死刑か無期懲役。
心神喪失で無罪。

私に判断が託されたら
「死刑」

死刑でも、無期懲役でも
本当はどっちでもいい。
ただ税金をかけるのがもったいないので
あっさりと処罰してほしいだけ。


加害者がどの立場であっても、
大切な人が戻って来ることがない。

「仕方ない」のか
「運命」なのか
「偶然」なのか。 
 
もう大切な人いない
空いてしまった空席を
私は何で埋められるのだろうか。




山根さん
毎回コメントしづらい作品で
すいません(´∀`;)
いつもありがとうございます。

#あなたへの5つの質問

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