女子留置所の中 地裁編7
地裁編最終話です。
残酷な結末になる事など
この時の私は予想していなかった。
「今日帰れる」
弁護士のその言葉が
私をささえていた。
今日頑張れば帰れる。
そんな思いで地裁の控え室の中で
待機していました。
東京地検からバスに揺られ
東京地裁に連れてこられ、やっと
裁判官との「勾留質問」がおわった。
あとは留置所へ戻るだけ。
今日帰れると思うと、口角が上げるのを
ハンカチで押さえ我慢して
地裁の控え室で待機します。
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