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その関係は対等ですか?


ご縁の総決算期

10月3日は天秤座で新月です。しかも金環日食と重なるパワフルな星回り。天秤座といえばスポットが当たりやすいのは、パートナーシップや人間関係ですよね。大きな天体がこぞってサインを移動する2025年に向けて、ここ数年は「ご縁の総決算」が行われている方も少なくないのではないでしょうか?

一生ものだと思っていた関係が突然終わってしまったり…
思いもよらないこ゚縁で、いきなり道が拓けたり。

特にこの新月付近では、人生の"人事異動”が強力に発動することもあるでしょう。ネガティブな変化だった場合、「どうして!?」と現実を受け入れる事に抵抗があるかもしれませんが、この時期の人間関係の入れ替わりは宿命的。今はわからなくても後々振り返った時、あれは必要なことだったのだと必ず思えるから心配しないでくださいね。


対人関係の課題について

思いがけない人間関係の動きを「受け入れる」ことが課題の方もいる一方で、「自ら人間関係を手放す」ことが課題の方もいらっしゃいます。
自分にとってもはや悪影響しかない関係を見極め、しっかりと断ち切ることが次のステップに進むための「人生の関門」として設定されているタイプの方です。課題をクリアしていない時にはあえて「アンフェアな関係をけしかけてくる相手」が人生に派遣されてくることも多いです。

このタイプの方は人生を通して「自立と依存」という大テーマを持っていらっしゃる方も多いでしょう。下記のような感覚をお持ちなら、あなたはその課題の該当者かもしれません。

  • あの人がいなければ、私はとうていやっていけないだろう。

  • この人を手放したら、私を好きになってくれる人なんてもういない。

  • ここで嫌われたら、他の居場所なんてない。

  • この仕事(職場)を手放したら終わりだ。

  • 友達(恋人)がいなくなるのが惨めだから、我慢して付き合っている。


対等で公平な関係でいるために

天秤座のパートナーシップは「対等」です。しっかりと「私」という自己を確立した者同士が、お互いに寄りかかることなく並走しているイメージです。抱えているものを押し付け合ったり、どちらかを「上」や「下」に置いてしまうと天秤は釣り合いません。

  • フェアではない要求にはしっかりと「NO」を言う。

  • 問題点をフラットに話し合える相手なのか見極める。

  • 「上」でも「下」でもない、対等な存在だということを思い出す。

  • 「私」を出したら嫌ってくる人ではなく、 「私」を出したら好いてくれる相手と付き合う。

  • 問題がある関係を終わらせることは、相手のためにもなる。

  • 「私」も「あなた」も、本当は自立できる力があることを思い出す。

健康的な関係は軽やかで爽やかです。
相手のことを思う時、モヤッとする気持ちやどんよりとした重さを感じるならば、相手との関係を見直すタイミングが来ているかもしれません。
縁を受け入れる力だけでなく、縁を見極め整理していく力も磨いていきたいですね。

「誰か」に依存しなくても、本当は一人で生きていける力があるのだと、他ならなぬあなた自身が信じてあげてください。
一人で立つ决意をした時、一緒に歩いてくれる人が現れることがあります。
どうかその軽やかで対等な歩調を楽しめますように。


天秤座新月おすすめ読書

人間関係で「損をした」と考えるのはどういうときだろうか。また、具体的に人間関係において「損をする」とは、どういう状況を意味するのだろうか。
二人の関係が相互的なものから一方的なものに変わり、片方が被害を受けることを言う。つまり、相互性は人間関係の一番大事な部分であり、関係を守るためのダムのようなものだ。

「今まであなたのこと友達だと思ってたのに」P72

論争もケンカもない、静かな関係は怪しい。「ノー」と言える関係、嫌なものは嫌と言える関係、不当だと思ったら率直に言える関係、そのような意見
のやりとりによっても揺らぐことのない関係こそ、平等で公平な真の関係だ。

「今まであなたのこと友達だと思ってたのに」P143


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