続続・電子なのか紙なのか
最近、また紙生活に戻りつあります。まぁ今日はそんなところを書きますね。
やっぱり紙が好き。
でもスマホも大好き。
私はこの数年間、紙→電子化を進めてきたけれど、紙に戻したいかもな~と思うものが1つあります。
手帳です。
私の場合、ガラケー時代からスケジュール管理は完全に電子なので、手帳は日記だったり書き留めるもの…という要素が強いです。
ipadminiに高摩擦のペン先を装着したAppleペン…という組合せで、手帳として使ってきました。Googleカレンダーと同期してくれるので、とても楽でした。画像だって印刷しなくても貼れる。大きさの変更もトリミングも自由自在だし、ハサミものりもいらない。かなり便利です。
それなのにどうしてなのか、そんな電子の手帳に不満を感じてしまったのです。
あぁどうしてなの、私!?
理由はいくつか考えられます。
書き心地の問題
電池の問題
自宅の紙類事情の変化
現在の自宅のごみ出し事情
そんな感じですかね。
1.書き心地の問題
私の変化か素材の変化か?
以前はipadminiの画面に、ペーパーライクのフィルムを貼って使っていました。その頃はまだ多少テレビを見ていたので、ipadminiで動画を見る機会がほとんどなくて、私にとってipadminiは、手帳であり、音楽を流すものでした。
数年経った今、私はほとんどテレビを見なくなって、その代わりipadminiで動画を見るようになりました。それから絵の加工なども多少するようになりました。そうなってくると、ペーパーライクのフィルムは、段々と邪魔に感じてきたんですね。ipadminiの画面の発色はとても綺麗なのに、ペーパーライクのフィルムをつけると、どうしても霞んでしまうんです。
取り外しタイプも使ってみたけれど、なんとなく性に合わなくて、結局フィルムは普通のガラスフィルムに変えて、ペン先を高摩擦に変えました。
高摩擦のペン先は効果があるけれど、ペーパーライクフィルムを使っていた時ほどの書き心地ではないです。私は筆圧が強いので、沈み込みがあるタイプの、ペーパーライクフィルムを使っていたので、本当にかなり書き心地がよかったんです。ペン先の磨耗は激しかったけれど。
そうしているうちに、毎日の献立を決める時や、走り書きする時にしか使わなくなりました。そして、日記を紙の手帳に書きたい!と、無性に思うようになりました。
2.電池の問題
電子機器には電気が必要。
電池切れした電子機器は、重たいブロック同様。これはどうにもならなかったですね。
基本的に充電電池とUSBは持ち歩いているけれど、荷物を軽めにして気楽に外に出た時に限って、充電の残りが少なかったりして…。
1番意気消沈したのは、今日はガッツリ書くぞ!と思ってカフェに入ったら、Appleペンの充電が0だった時。ボールペンのインクがないのと変わらない…といえばそうなんですけど。この時はipadminiの充電も残りが少なめで、充電電池を持ってきていなくて、カフェに電源もなかった…。なんだか電子機器類の重さや、味気なさを感じてしまいました。
3.自宅の紙類事情の変化
案外これは大きい!
子どもたちが全員学校を卒業したことで、紙類の持ち込みが完全に減りました。あと私が地域活動をほとんどやめて、講座とかにも出なくなったことで、紙類の持ち込みも、保存する紙類も減りました。いや、減ったというよりも、ほとんどなくなりました。
引越前に子どもたちの学校関連の紙ものも、私の紙ものも、ほとんど捨てましたが、引越後もあまり増えていないようです。だから以前のような、紙に埋もれて辛い!と思う生活は、しなくて済んでいます。と同時に、紙に対する嫌悪感がなくなってきました。
4.現在の自宅のごみ出し事情
最終的にこれか?!
引越前の家は、エレベーターなしマンションの4階でした。ごみ…特に重いごみは、捨てるのが大変でした。
しかもごみが捨てられるのは収集日当日で、8時半には収集車が来てしまう。もし下までごみを運んで、収集が終わってしまっていたら、ごみを持って4階に戻らなきゃならない。
紙ごみが沢山出るわが家は、なかなか大変でした。
引越後はエレベーターありの、いつでもごみを捨てられるマンションになりました。ポストにダイレクトメールがどっさり入っていても、すぐ捨てられます。紙に埋もれない生活になったのは、これも大きい気がします。
紙には紙のよさがあるし
電子には電子のよさがある。
数年前、私を電子化に駆り立てたのは、紙に埋もれる生活に嫌気が差したからなんだな~と、ぼんやりと思い出しました。
手帳やノートもそうこうしてると溜まるんですよね。ただ部屋の中からかなり紙ものが減って、もうあまり増えなくなった今、手帳があるくらいいいんじゃないかな~と思うようになりました。
その代わりといってはなんだけど、電子書籍を買うことが増えました。老眼が進んで、小さい文字が読みづらくなった私にとって、文字の大きさを変えられる電子書籍は気楽です。
ipadminiの画面にペーパーライクフィルムを貼るか、一応悩んではみたけれど、電子書籍は9割8分くらいipadminiで読んでいるので、貼るのは断念しました。
そうなると、電子機器でしかやれないことは電子機器でやり、紙のよさを求めたいものは紙ものを使う…ということになりそうです。
また1年後や2年後には、状況が変わっているかもしれないけど、しばらく紙の手帳を続けてみます。
●スケジュール管理
Googleカレンダー(スマホ、ipadmini)
●日記
B7CPL/LACONIC(紙)
●日記→Instagram連動
DayOne(スマホ、ipadmini)
●毎日の献立を考える
Planner(ipadmini)
●PDFの書き込みやメモ
Goodnotes(ipadmini)
最後に…。
紙の手帳に画像を貼りたかったら~ということで、久しぶりに引っ張り出しました。
結構前の機種なので、充電がtype-cじゃないのは玉にキズ…。でも十分使えます。
ただ、これ専用紙が高いのよ…。あとね、いい気になってこれを貼ってると、手帳が段々と重くなっていくし、手帳の厚みがすごくなる。やったぜ!!感は出るけども。
そうこうしていると難点が見えてきて、紙の手帳から電子の手帳へ戻るかも…。でも今はペンで紙に書く感触を、再び味わっています。
電子は一瞬で全消去できるのが、いいといえばいいかな。もし死にそうになったら、出荷時の状態に戻す!にすればいい訳で。って、そんなうまくいくか?!(笑)
とにかく物は減らしていきたいけど、趣味はまだ続けていたい。趣味と推し活を続けている限り、あまり物は減らないかもな~と思う、今日この頃です。
東京三鷹生まれの三鷹育ち。自分の居場所を求めて富良野、京都、東京多摩地区を転々としたのち三鷹に戻り、以降ずっと三鷹に在住。2016年2月、本好きと、長く続いた居場所探しの経験を活かし、地元でゆるい感覚のまちライブラリーをスタート。ひっそり人好き。地域クリエイター。