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HEATH、ありがとう
昨日、渋谷にあるSpotify O-EASTで行われた、HEATHさん(X JAPAN)のお別れ会・献花式に行ってきました。
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YOSHIKIさんも言ってるけど、HEATHはいつまでもいるような感覚でいたから、突然の訃報で驚きました。細身でも、体を鍛えていても、病気になるものなんだな…。
がんの告知から亡くなるまでが早かったけれど、それでも突然死とは違って、やっておきたいことをやる時間や、家族や親族と話す時間はあったんだなと思いました。遺影も自分で選んだそうだし。これががんで亡くなる場合の、大きな特長かもしれませんね。
6月に検査して診断が出て、8月はYOSHIKIのディナーショーにゲスト出演して、10月に亡くなりました。腸のがんだと、下腹部のリンパにがんが転移して、足に浮腫みが出たり、腰や背中も痛くなりそうだけど、8月のゲスト出演時にベースを弾いたことを考えると、8月はまだ足腰は大丈夫だったんでしょうか…。
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祭壇の中央には遺影、その左右にはHEATHさん愛用のベースが並んでいました。(祭壇のある会場内だけ、撮影禁止でした。)
会場内ではすすり泣く声が聴こえていました。私は泣かないだろうと思っていたけれど、ベースを見た時にぐっときました。ベースは真新しいものではなくて、とても使用感があるものばかりだったんです。
ベースは抱えたり握ったりする楽器だからなのか、凄く気が入っているように感じました。これまで苦楽を共にしてきたこのベースたちは、主を失くしてしまった訳で、もう弾かれることがないかもしれない。と思ったら、途端に悲しくなりました。
ただ、献花式は時間で区切られていて、次々と入退出しなければならなくて、移動すべきところでは立ち止まることは許されず、献花後はすぐさま退出しなければならない状態でした。慌ただしかったせいか、悲しみよりも「終わったな」が勝ちました。
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悲しさがやってきたのは、意外にも今日になってからでした。
関係者の献花の後に一般人の献花があったのかと思っていたら、そうではなく、一般人の後に関係者の献花があって、そこでYOSHIKIさんがピアノを弾いた…と。その動画がデイリースポーツのYouTubeにupされていました。
https://youtu.be/YKXZL0wdpL8?si=7avLdQfTK0Ad14eh
曲は「Endless Rain」。
このピアノの音色が悲しくて悲しくて、私は最後まで聴けませんでした…。
その後、用事で外に出ましたが、昨日と同じように晴れているけど、昨日より寒くて、HEATHのご家族、仲のいい仕事仲間や友人は、寂しく思っているだろうなと思いました。1度も話したことがない私でさえ、こんなに寂しく感じているんだもの…。
この寒くなっていく時期に、今までそこにいた人がいなくなるって、より一層寂しく感じるんじゃないかと思います。
と同時に、人間いつどうなるかなんてわからないから、やりたいことはやっておかなきゃダメだよね!と思ったし、もう1段階くらい断捨離を進めようかな~と思いました。
HEATH、今までいい音楽をありがとう!残してくれた音楽は、私自身がこの世を去る時まで、大事に聴きつづけるよ。
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