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梅干し離れ
SNSで「若者の梅干し離れ」という言葉を見た。
確かに実家を出てから、どころか両親が離婚して生活が苦しくなってから梅干しを家で食べていないかもしれない。
少なくともわたしは実家を出てからは梅干しを自分で買った事がない。
知人から貰ったから…と義理の母からお裾分けしてもらった梅干しを食べたくらい。
梅干しが嫌いなわけではないし、むしろ好きなのに買えない。
お弁当やご飯のお供の定番なのにもう何年も買えていない。
最近自分で買っていないものをぱっと思いつくだけ…
・梅干し
・鮭フレーク
・フルーツ(離乳食で娘に食べさせなければいけないものを除く)
・菓子パン
・ふりかけ
など。
全て生活の定番の食べ物だけど、なくても一応生活できるもの。
果物すら高すぎて買えない。
娘の離乳食のための果物は買うのを躊躇いつつもなんとか買った。
一通りの果物は食べさせてアレルギーの有無を確認できたので、今は娘が好きなバナナくらいしか買っていない。
両親が離婚する前は、おやつにいろんな果物を食べて育ったのに。
みかん、りんご、いちご、柿、ぶどう…
今、果物を買うのがこんなに難しいなんて。
「若者の梅干し離れ」は若者が離れているのではなく梅干しが高すぎて買えないのだ、という意見を見た。まさしくその通りだ。
私も経済的余裕があればこの数年間で梅干しを何度も買っていただろうに。
少し前も「若者の車離れ」というのを目にした。
車ももちろん高級品だ。低収入の若者が買えるはずない。
お金がどんどん若者から離れていく中で、これから何が残るのだろう。
人口も減っていき、このまま少しずつ日本は終わるのかな。