ネットワーク

世の中、不思議なことに、仕込まれているな?と思うことがある。
特に、秘密結社「ねこねこネットワーク(NNN)」関係だ。
我が家では、母親がロックオンされている。

ロックオンされ仕込まれた結果、現在、2匹いる。
数年前まで、3匹だった。
15歳で、虹の橋に異動となった。
断れない異動なのだろう。仕方ない。
ちなみに、その猫が産んだ子は18歳になった。成人式である。

最初に、NNNが目をつけ仕込んだのは、母親の散歩時だろう。
河川敷で、目が開ききってない黒猫を保護して連れ帰ってきた。
紙袋のようなものから出てきたらしい。
数時間ごとに授乳やらのお世話をして、見事、知人にもらわれていった。

次に拾ってきたのが、15歳で異動した猫である。
台風前日に、生後3ヶ月くらいのキジトラ。
わたし相手に、やんのかステップをしてくる子だった。

ある日、網戸を破って脱走した。
2時間ほどで捕獲できたが、2ヶ月後には4匹産まれた。
頑張って3匹は里子に出た。
残り1匹は今も家にいる。
親子とも避妊手術したので、もう増えることはない。

だが、NNNは、母親をロックオンし続けていた。
母の職場で見かけていた白猫が、子猫を産んだようだ。
元々は、近所の高齢者が世話をしていたらしい。
しかし、その方を見かけないと思っていたら、白猫が来るようになったとのこと。

職場で飼っているわけではないので、「保健所に連絡する」と職場長が言ったようだ。
白猫は、高齢男性に飼われていたせいか、男性に警戒心が薄い。
男性職員にお願いして、白猫を捕獲。
生後2日ほどの子猫4匹と共に帰宅した。
家の母娘猫2匹、捕獲親子猫5匹。大所帯である。
NNNよ、仕込み過ぎである。

3匹の子猫たちは、里子に出た。
だが、人脈等の限界。
残り1匹は、保護猫カフェさんにお願いした。
無事、保護猫カフェにいた子猫と合わせて2匹で里子に出たらしい。
ありがたい。

さて、問題は親猫である。
寄生されていたマンソン裂頭条虫を駆除し、避妊手術もした。
成猫は、子猫以上に里親探しが難しい。
寄生虫のせいかガリガリだったが、ムチムチボディで家にいる。
職場付近で、子猫時代も見ているらしく推定8歳。そろそろ、シニア期か?

このように、現在、18歳と8歳の猫で安定している。
しかし、15歳の猫が異動した時期には、やたらと猫が来た。
NNNに、3匹は大丈夫な家と認定されたのか?
全くもって、凄腕ネットワークである。

さて、ここで声を大にして言いたい。
わたしは、猫アレルギーである!と。

猫は好きだ。
赤ん坊の頃、猫が大好きで猫を捕まえて寝たらしい。母の実家で。
長毛種だったようで、その毛を吸い込んだせいか…喘息になったらしい。
結果、猫アレルギーになりハウスダスト・アレルギーにもなっている。
アレルギーが怖いから、猫カフェには行ったこともない。

年齢とともに、猫に対してのアレルギーは楽になっている。
猫に触った手で目を触ると、白目の部分がぶよぶよに腫れる。
目薬で改善されるが、見た目がひどい。
軽く喘息の症状が出るので、夜の眠りが浅くなる。

では、歴代の家猫たちに対してはというと・・・。
数ヶ月間いた黒猫は、目が痒く、1週間ほど呼吸器系が辛かった。眠りも浅かった。
キジトラは、5日ほど辛かった。
キジトラの産んだサビ猫たちは、親猫と同じ成分のせいか平気だった。
白猫たちには、3日ほど軽く呼吸器系がおかしかった。
NNNよ、アレルギー調整もするのか?おそるべし。

まぁ、猫アレルギー自体は消えないようなので、耐性のない猫には触らないことにしている。
我慢できずに触ったら、手をよく洗うようにしている。
洗えないときには、絶対に触らない。
決して、猫に浮気を疑われるのがイヤというわけではい。
家の猫に対して、アレルギー症状が出たら悲惨という気持ちからだ。

とはいえ、猫好きの猫アレルギーで、家の猫にも症状が出る方もいる。
あの差はなんだ?
解明すれば、NNNから末代までロックオンされること間違いないだろう。

さて、猫の虹の橋への異動期間を考えると、「もうひと猫(もう1匹)」は無理。
NNNよ、リストから外してください。

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