おすすめ情報について

2020/4/3:追記
民法改正で「みなし同意」がひろく認められてるようです、個別に細かく同意を確認しなくても同意したものと「みなす」。いくらでも拡大解釈できます、通信・操作履歴を収集、保存し放題です、これを機会にスマートフォンからAndroidケータイへ変更するつもりです。

最近希望してないのにやたらと「あなたへのおすすめ」が表示されること多くないですか?

レコメンドエンジンサービスを利用すれば閲覧者にプッシュ配信できるそうです、希望してなくも。個人的には「余計なお世話」といいたいです、必要なら自分で検索します。必要ない情報をみるのは時間の無駄でしかありません。

今のところその「おすすめ配信サービス」を拒否するためには利用者が工夫するしかないようです。自分が閲覧している範囲ではプッシュ配信を希望しないという選択ができるホームページはありませんしレコメンドエンジンを利用していると明記しているホームページもありません。かろうじてドメインクエリで確認できるのみです、勿論ドメイン転送されてれば末端閲覧者にはわかりません、ドメイン転送は事業者の「モラル」に頼らざるを得ません。ドメイン転送については別投稿で。

現在、「個人情報」という単語には過剰に敏感な反応を示してきていますがそれは「狭い意味での個人情報」です。つまり個人が特定できない情報は個人情報ではない、区別や識別可能な状態では「個人情報」にはあたらないということです。しかしSNS通信履歴から個人特定が可能な時代にこの「狭い意味での個人情報」のみが保護すべき範囲とするのは問題だと思います。

さきのレコメンドエンジンを使ったサービス以外に通信情報から利用者、閲覧者を特定してプッシュ配信するサービスはいろいろあります。いづれも決まり文句として「利用者の利便性のため」を掲げています、希望していない利用者、閲覧者にも「押し売り」状態です。少なくとも自分の考えでは利用者の利便性ではなく事業者の利便性と効率化のためだと思います。

このような状態、個人の通信記録を収集できる状態、は極論すれば個人の通信情報が「窃盗」の対象となっている状態です。対象個人に同意も得てないし必要と感じない利用者にも「利便性」のためと誤魔化しているとしか思えません。こんな環境ではログが確認できない通信サービスは安心して利用できません、スマートフォンの4G通信は怖くて利用したくないです。

つまり個人の通信記録も「個人情報」に含めるべきだと言いたいということです。勿論今までに収集、蓄積している通信記録も含めてです。