転職エージェント利用時の注意点
日本でのエージェントでは更なる転職の失敗を避けるため転職理由など本音で話せていました。
エージェントにとっても応募者である利用者にとってもこの「本音」は重要でした。
しかし、海外のエージェントで本音を言おうものなら、もうそのエージェントから連絡は来ないでしょう。
友人と冗談でいっているのですが、「転職エージェントは私たち応募者を使い捨て扱いしている」のです。
彼らは紹介マージンのために躍起になっているだけなので、推薦者として利用価値があるかどうかだけを品定めしています。
決して転職理由(残業が多い・ブラック企業など)を素直に話したりしないでください。
エージェントの面談は企業との面接のつもりで自分の経歴と転職理由を伝えてください。
面談で話す内容については、
自分のスキル
これまでの経験
転職理由
自分にどんな市場価値があるか
希望年収
退職予告期間
これらを伝えればあとは後日エージェントから連絡が来ます。
ドイツで海外エージェントを利用して総計4年ほどになりますが、ほとんど有益な情報を得たことがありません。
カバーレターを提出しなくていいこと
面接時に志望動機をあまり細かく準備しなくていいこと
年収の予算が企業側にどの程度あるのか
他に候補者はいるのか
就業規則について
くらいしか利点を思いつきませんが、それでも間に誰か仲裁者がいるのは気分的に安心というくらいでしょうか。
基本的に彼らの情報も間違っていることが多いことを覚悟して利用したほうが良いでしょう。
日本の転職エージェントのように情報違いがあって丁寧に謝罪されたり、今後同じミスが起こらないよう対応してもらえることはまずないからです。
日本と同じ感覚で信頼するのは注意が必要です。
基本的に疑って、話半分に耳を傾け、大事な点だけ念を押して確認してみることをお勧めします。