ドイツ語の難しさ
ドイツに住んで約10年。移住当時はドイツ語知識ゼロ。
ということで当時の会話をほとんど英語で話し、銀行・市区町村への手続きも何かと英語で済ませたりしていました。
それから約10年、今現在はどうかというと未だにドイツ語で苦労するシーンが多いです。
こんなはずではなかった。
はっきりいうと、それだけドイツ語は特別難しいです。
医者との面談や弁護士に相談事がある際など、専門用語が多かったり言い回しが独特な場合にコミュニケーションに支障がでてしまっているのが10年目の現状です。
例えば、
スペイン語が母語
英語・フランス語 C1(大学受験)レベル
ドイツ在住約10年
という語学が得意で在独歴が長い外国人にとっても、未だにドイツ語はまだまだ流暢なレベルに到達できないほどです。
パートナーのことなのですが、読むのはさすがアルファベットを母国語で使うせいか断然私より早い一方、口頭で説明したりする電話対応や苦情申し出等は、私に頼っている状態です。
先日も賃貸関係で弁護士に相談しに行ったのですが(ドイツでは争いごと、弁護士相談は日常。)、説明を試みようとしてますが自信がないようで私の顔を見ながら話しているので代わりに言いたいことを説明しました。
もちろん個人差があり、語学学習が苦手な日本人でも半年でC1レベル(大学受験レベル)に到達する人もいます。
でもそんな人はごく一部の人の話で、一般的にいってドイツ語学習は本当に難しいです。
ドイツ語ネイティブ話者の恋人がいても難しいという状況。
住めば話せる(多くの人がそう思う)
英語に似てるから楽勝(当初そう思っていました)
恋人がドイツ人なら上達も早い(わけではない実例を身近に見てきました)
と早とちりするには適さない言語だと認識してください。