ドイツの面接(態度、語学)
外国人面接官との英語・ドイツ語での面接について。
同じ英語面接でも日本と海外では大きな違い
日本での外国人面接官とのジョブインタビューと、海外でのそれとは大きく異なる点があります。
面接官が、
日本の職場での文化
日本人の英語のスキルがどの程度なのか
についての理解や経験があるかないかで、面接のあり方や準備が大きく異なってきます。
日本文化や日本語アクセントの英語に慣れている面接官であれば日本と同じような面接となります。
(ただ応募ポジションが日本の職務文化を重要とする場合。日系企業海外支店は大半が日本の職務文化を尊重します。)
では海外に移住し、完全なローカル企業に応募する場合はどう違うのかについて。
特別なことがない限り、面接官は
日本人の話す英語がとても聞き取りにくいこと
謙遜が美徳とされていること
控えめであるべき文化
といったことを知らないのです。
日本では美徳とされる謙虚さや大人しさは、ドイツやその他の国でとてもマイナスな印象につながります。
ドイツで日系に限らず転職活動をして合計3年ほどかつドイツ在住約10年になりますが、いまだにこの点は克服が難しいです。
一体、ほかのドイツ人はどんな自信満々の自己PRをしているのでしょうか。
明るく元気に、よく会話をしたほうが好印象のようです。
特にドイツはよく話す人が印象が良いようです。
日本語アクセントの英語は残念ながら、まず理解してもらえません。
では、海外移住視野に入れている人は高度な英語レベルが必須なのでしょうか?
答えはNoです。
私自身もネイティブレベルで日本語のアクセントもちろんあります。
ただ気を付けていることは英語っぽく話そうとする=相手にわかってもらえるように話そうとはしています。
発音も大事ですがもっと大事なのは
強弱を付けて話すこと
簡潔に説明すること
です。
安心してください。
地球上のほとんどの人にとって、英語は第一言語ではないのです。
ドイツで暮らす人も、どの国に暮らす人も、ほとんどの人にとって英語が第二言語です。
なので完璧である必要はなく、誤解を減らす工夫をすればいいのです。
留学しないで日本で英語上達した方法
海外で日本人と働くことがどう評価されているか
英語が話せて楽しめること
については改めて別の記事にて。