第二外国語としての英語
ドイツに移住して気づいたことですが、ドイツ人にとっても英語はもちろん第二外国語。
なのでドイツ人の英語も私たちが話す英語も母国語が英語の国々と比較してコミュニケーションの壁がずいぶん低いです。
もちろんドイツ人でもネイティブ並みの流暢さを持った人がいますがそんなに多く見かけません。
複数の多国籍企業で働いていていますがどの企業でも英語のレベルがとても高い人はごくまれでした。
発音、アクセントの質は日本人よりはるかに高い一方、単語が出てこなくてこちらからドイツ人が表現しようとしている英単語を提案することもよくあり、不思議な事象です。
こんなとき、受験英語が役に立ったと痛感します。10年以上も後に。。
なのでネイティブではないドイツ人やドイツに移住している人たちと英語で会話することはかなりハードルが低く、親しみやすい、わかりやすい英語になります。
当然、母国語が英語の人たちと会話をするのはやはりハードルがとても高いです。
スラング、イギリス英語の発音とイギリス独特の単語の数々。
イギリス人の友達との会話はいつもどこか緊張気味になります。
地下鉄をTubeということすら知らず、彼女との会話でいろんな日常イギリス英単語を学べました。
アルクの検索では彼女の使用する独特な単語はすべてイギリスのみ、という解説付きでした。
ドイツやその他のヨーロッパの国で英語で会話するのはお互いの語彙レベルずっと容易で楽しめます。
お互いの英語レベルがほぼ同じで、話したい内容レベルもほぼ同じだからでしょう。
英語を話すことに大きな不安と抵抗がある方は、まず第二外国語が英語である人たちと仲良くなってみることからスタートしてみるのをお勧めします。