海外面接の流れ(ドイツ)
最近はコロナの影響でほぼオンラインの面接になり、とても面接の調整が格段に楽になりました。
上半身だけフォーマルな服装で臨めばいいだけなので、時間が大幅に削減できます。
[シニアレベルのポジションの面接]
人事または直属上司がはじめに簡単な面接の流れを説明するのが一般です。
まずは面接官自身についての簡単な紹介→応募者の自己紹介→ポジション
となります。
面接官の自己紹介は本当に手短で今何年働いていて何を担当している、程度です。
日本と異なる点は、相手が話している最中でも遠慮なく質問してよいところです。
個人的な見解ですが、むしろ日本のように最後にまとめて質問するのはよくない印象です。
面接官が簡単に業務内容説明している最中にどんどん質問するほうが、募集ポジションに真摯に向き合っている、本当にこのポジションに大きな関心がある、と印象付けることができるからです。。
例:
(面接官)「このポジションは月次レポートが主要業務で(説明続く)・・・」
(応募者)「すみません、月次レポートについてですがPLサイドだけですか、それともBSサイドもですか。」
(面接官)「BSサイドもです。」
(応募者)「ということはこのポジションはBSサイドもモニタリングするのですね。」
といった風に、更なる両者からの会話になると好印象です。
応募者にしっかりした実務経験とポジションでの十分なスキルがあることもこちらの質問からもアピールできます。
[採用のサイン]
ストレートに面接中にあなたに対してよい印象を受けています、と伝えてきます。
または面接後オフィスを案内してくる場合はかなり採用の可能性が高いです。
(ものすごく好印象であることを伝えられ、オフィス全体・さらには自分が使うであろうデスクまで案内されましたが、結果的に不採用になったこともありますが。。。)
[次の面接に行かない場合]
面接中に応募者が期待と異なると判明したとたん、すぐに面接終了することもあります。
時間の無駄にならないところはいいところですね。
日本でも同じだと思いますが、会話があまり弾まない場合は次の選考には進まないことが多いです。