ドイツの職探し、日本と大きく違うところ②
転職直後にさらに転職活動するのもアリ!?
2年の育休ブランクの後に仕事が見つかったことも驚きましたが(このことも改めて記事にします)、さらにもっと驚いたのは転職直後のかなり短い職歴でさらに転職活動しても問題なかったことです。
ドイツで転職を繰り返していますが、一度転職に大きく失敗したことがあります。
入社直後1週間目で失敗に気付き、慌てて複数の転職エージェントに相談しました。
もちろん現職を紹介したエージェントには連絡していません。
ここも日本と違って、正直に転職の失敗を相談したところで特にアドバイスはもらえません!むしろ斡旋手数料が入らなくなるので聞く耳持ってもらえないどころか仕事続けるよう説得されかねません。
入社直後に転職活動をまた再開するのは流石に無理があるだろうと思いましたが、ドイツの転職エージェントの回答は意外なものでした。
ちゃんとした転職理由があれば大丈夫、問題ないとのこと。
そして、求人=Stelleanzeigeと実際の職務内容の相違はよくあることで、それゆえにすぐに転職する人も多いそうです。
実際にダメもとで現職歴1ヶ月!というとんでもない短い経歴で転職活動始めましたが、企業の反応は好印象で面接の招待が何度もありました。
現職歴1ヶ月でさらに転職、しかもその前の職歴が2年の育休。
こんな職歴で転職活動なんて日本ではあり得ないし、流石にこんな最短転職ではどの企業も相手にしてくれないだろうと落ち込んでいました。
ドイツ人の友達にも、さすがにちょっと1、2年は嫌でも続けないと次の仕事見つからないと思う。と言われ、途方に暮れました。
でもそんなことはありませんでした。
むしろ企業側にとっては試用期間中の半年の間に転職することが有利なようです。
雇用されて半年経つと退職するのにひと月から3ヶ月必要なのですが、試用期間中の退職は2週間で退職できるのです。
すぐに人員確保したい企業にとっては魅力になります。
なので、ドイツまたはヨーロッパの国々で転職に早々失敗したと気づいた場合でも、諦めずに更なる転職活動を挑戦してみてください。