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移住時の英語レベル

生活するうえでのドイツの英語環境と重複する点もありますが、改めて私自身が移住時にどの程度の英語レベルであったかについて。

海外移住はドイツが初めてで、留学の経験はありませんでしたが英語はビジネスレベルでした。

どういったビジネスレベルかというと、自分の職務範囲、責任範囲、月次タスク、日本の税務制度の概要等を外国人同僚に英語で説明したり、日常業務を英語で(メール、チャット、電話)行う程度です。

営業で顧客と英語で交渉したり、プレゼンしたり、契約書かわすレベルではありません。

英語で説明、意思疎通を計った相手はシンガポール、ドイツ、チェコ、インド、あたりでイギリスやアメリカはまれでした。

日本での職務で必須だったので職場で恥をかきながら、失敗しながら工夫して日本国内で英語習得しました。

ドイツに移住して英語レベルが上がったことに間違いはないのですが、単語や表現力が向上したのではなく自信とスピーキングが大幅に向上しました。

海外に住んでたら誰でも語学上達するはずですが、英語の根幹は日本で十分準備できます。

英語を留学せずに習得するお勧めの方法は改めて紹介します。

英語がビジネスレベルであるということはいろんな意味で大きな魅力です。

仕事探しにももちろん有利、国際色豊かな友達といろんなことを楽しめます。

仕事探しではドイツ語の方が有利なことも多いですが、英語が強みになることもあります。

ドイツ人ならば英語を話すことはそんなに難しくないだろう、と思いがちですが意外と流暢なビジネスレベルのドイツ人はそんなにいません。むしろこちらがドイツ人の言いたい単語を受験英語で培った記憶力を頼りにアシストすることも多々あります。

あまり緊張したり、深く考えないで気楽に上達していったらいいと思います。

努力は大事ですが、思い詰めないで少しずつ楽しみながら。と言いつつ発音の悪さに話してる人にしかめ面で聞き直されたり馬鹿にされたりすると夜も眠れないほど腹が立ったこともありましたが、それがまた上達の糧にもなりました。

“英語を話す“ことに本気になったのは28歳頃からですが、いつからか英語を褒められるようになりました。イギリス人面接官にあなたの英語は素晴らしい、どうやって勉強したのか聞かれた時の感動は忘れられません。(彼女は日本と関わりのあるバックグラウンドがあり、日本人にとってどんなに英語学習が難しいか理解のある人でした。)

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