市谷の杜 本と活字館
今日は市谷の杜 本と活字館の企画展「宇野亞喜良✳︎万華鏡印刷花絮」(後期2023 6/28〜10/29)を観に行ってきました。
宇野 亞喜良さんは、1934年3月13日 (89歳)の日本の挿絵画家・グラフィックデザイナーです。一度は目にしたことがある方が多いのではないでしょうか。
作品の入れ替えが行われた後期に展示されているのは「薔薇」「月光」「虹盗み」「猫町」「ユニコーンの」「百合」「揚羽蝶」「襤褸市」「雪女郎」の9作品。
今回の企画展で展示される作品は、グラフィック社の雑誌『デザインのひきだし』の編集長・津田淳子さんが特殊印刷設計に挑戦したものになります。『デザインのひきだし』はかなり専門性の高い雑誌で、マニアックなファンが多い印象です。
進歩した印刷技術と伝統技法との融合。どの展示もとても興味深く素晴らしいものでした。試行錯誤の段階の刷りは、実際に見てみないとわからない繊細なものもありました。
また、DNP(大日本印刷)の歴史とともに、活字の歴史も辿ることができる常設展示もとても勉強になりました。秀英フォントの謎が解けました(笑)。
◎市谷の杜 本と活字館
https://ichigaya-letterpress.jp
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