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広がる世界のTOKUSATSU!

「ゴジラ -1.0」が、第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞!視覚効果賞の受賞は、アジア映画初の快挙に。日本の特撮が、世界に認められた瞬間です。

「特撮」は日本だけではなく、海外にも広がっています。日本語が話せない人であっても「TOKUSATSU」は通じるのです。世界最大手の英英辞書である「Oxford English Dictionary」にも掲載されるほど。

超破壊的な意訳:特撮とは、特殊効果を用いた日本のテレビジャンルです。多くは、巨大モンスター・変形ロボット・仮面やコスチュームをつけたスーパーヒーローが活躍する内容となっています。

特撮は、世界のTOKUSATUになりました。

ハリウッドに衝撃を与えたゴジラ!

世界で最も有名な特撮作品は、ゴジラでしょう。「モンスター・ヴァース」として、ハリウッドでフランチャイズを展開。いずれの作品も、大ヒットとなりました。

1956年に「怪獣王ゴジラ」で海外進出。ゴジラの滑らかすぎる動きは話題となり、世界に衝撃を与えました。

ゴジラの衝撃は凄まじく、ゴジラファンを公言しているセレブは少なくありません。ハリウッド屈指の怪獣ファンである、ギルレモ・デル・トロは言わずもがな。スティーブン・スピルバーグもゴジラ大好き人間の1人です。

世界のGODZILLAです。

イベントは大盛況!POWER RANGERS!

パワーレンジャーは、スーパー戦隊の海外ローカライズ版です。基本的な話の流れは、日本のスーパー戦隊とほとんど同じ。出演者は地元の俳優で固められ、話も海外に合わせています。

パワーレンジャーシリーズの人気は凄まじく、映画化もされるほど。関連玩具は一時入手困難な状態となり、世の親御さんを大いに悩ませてきました。

パワーレンジャーの人気を裏付けるのは、イベントです。年に2回アメリカで開催されている「Power Morphincon」は、毎回大盛況。実際に「パワーレンジャー」に出演した俳優も、イベントに参加しています。

イベントでは、日本の特撮番組に出演した俳優の姿も。2024年8月に開催されたイベントでは、一時期グラビア誌の表紙を独占していたグラビアアイドル・小池唯が参加しました。

※小池唯は「海賊戦隊ゴーカイジャー」に出演しています。

中国で異次元の大人気!奥特曼!

ウルトラマンは中国語で「奥特曼」と書きます。93年に「ウルトラマン」が放送されると、爆発的な人気を獲得。30代以上の人であれば、知らない人はいないほどのコンテンツです。

ウルトラマンの人気は凄まじく、関連イベントは中国各地で開催されています。10万人のファンが一気に訪れ、パニックで中止になったほどです。

なお中国は海外コンテンツに対して、かなり厳しい姿勢を取っています。特に日本コンテンツの取り締まりは厳しく、着物を着ることすらも難しい状況です。

そんな中での人気と考えると、中国におけるウルトラマンの盛況っぷりは異次元と言えます。

記念日になっちゃった!KIKAIDA

1972年放送の特撮番組「人造人間キカイダー」は、ハワイで凄まじい人気を得ています。40~50代のハワイアンであれば知らない人はいません。

イベントを開催すると、ファン1万人が殺到!主演を務めた伴大介と池田駿介は、ハワイの名誉市民に選ばれました。

また「ジェネレーション・キカイダー・デー」「キカイダー・ブラザーズ・デイ」と、記念日にまでなっちゃいました。

日本コンテンツが世界に広がった事例は、特撮以外にもあります。ただ記念日にまでなっちゃった事例は、キカイダー以外には聞きません。

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