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ビートルズの曲は涙が出るほど美しいという、当たり前の事実:映画評「YESTERDAY」

ビートルズの「イエスタデイ」と言えば、
「美しい曲だけど、聴き飽きた感もある」
ってブログを少し前に読んだことがあって、
「そうだよな〜」
と僕も思ってたんですが…。

イエスタデイ


あるキッカケで、「ビートルズ」が存在しない世界に来てしまったミュージシャンが、ビートルズの曲を自分の曲と発表して、人気者になり…
と言うストーリーの映画。

予告編にもなってる、<ビートルズが存在しない世界>に来てしまったことに気づくシーン。
https://youtu.be/QlAZniSQ9mY

このシーンを見て、思ったんですよ。
「<イエスタデイ>って、ムッチャ美しい曲やん!」
いや、もう涙が浮かぶくらい…


それからもう、流れるビートルズ・ナンバーの素晴らしさに改めてやられっ放し。
いや、基本的にはコメディで、ニヤニヤ、クスクス笑いながら、なんですけどね。


僕は1965年生まれなんで、「ビートルズ世代」ではありません。
パンフでピーター・バラカンさんがコメントしてる「赤盤」「青盤」から入った世代。
まあ「アルバム全部は聴いてる」けど、「CDを全部は買ってない」(今は全部手放してます)くらいのポジションです。
=ビートルズ・ファンじゃない…ですね。


でも多分、僕くらいの感じの人が一番楽しめる映画じゃないかなぁ。
ビートルズを知らない子供たちの世代じゃ、無理でしょう。
ビートルズ・ファンだと、いろいろ気になるところも出てきたりするんじゃないか、とも…。
「ビートルズの曲が素晴らしい」ってことは誰もが再認識できるのはたしかですけどね!
(ちょっとヒロインのオールドなトコは気になりましたが。…っつうか、こんなニブいオトコ、おるか?)


帰りの電車から、ビートルズの曲を聴きまくってます。
例えばこのプレイリスト。

https://open.spotify.com/user/spotify/playlist/37i9dQZF1DX7x7E9FoV6W0?si=8085UHatQq2LgG3LYB2N7A


ちなみに本作には終盤、「反則」があります。
「これはアカンのちゃう?」
と思いつつ…
その瞬間、涙腺が決壊しました。


いやぁ、ハマりました。
もう一回、観に行こうかな。

追記:Yesterdayを聴き飽きたって言ってたのは村上春樹さんでしたね。
村上RADIOで。


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