マブリー、強すぎw:映画評「バッドランド・ハンターズ」
まあ、そう言う映画なんで、それはそれでいいんですが、「ワンパンマン」並みのマ・ドンソクの拳が振り回され、その鉄拳で全ての片が付いていく…と言う映画です。
いや、いいんですよ、それで。
人体実験を行い、死んだ娘を蘇らせようとする医師ヤン・ギスが逮捕される寸前、ソウルを大地震が襲い、世界は終末的世界へと姿を変える。
ヤン・ギスは地震を生き残り、派遣された軍の部隊を取り込んで、ソウルのマンションを自分たちの王国とし、コミュニティを隠れ蓑に、人体実験を続ける。
その集団に、知り合いの少女とその祖母が騙されて連行されたことを知ったハンター・ナムサンは、彼女たちを助けるため、仲間とそのマンションに向かう…
最近の韓国映画・ドラマでよく使われるゾンビ/クリーチャーネタを、マッドマックス的世界にぶち込んだ設定。
基本的には話も「まんま」です。
でもってマブリーがぶちかましまくる…と。
詰め込みまくりすぎてて、マブリーらしいユーモアのシーンが少なめだったのがちょっと残念かな。
ツッコミどころ満載…なのはこの手の映画の場合、ツッコむだけ野暮ってものでしょう。
ラスト、もうひと捻りくらいあっても良かったようには思いますが。
ナムサンの過去が曖昧なあたり、もしかしたら続編、シリーズ化を考えてるのかも。
あってもいいし、なくてもいい。
いつだってマブリーはマブリーですからねw。