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鈴麻呂
2024年9月11日 07:00
・暁光の街 公安外事・倉島警部補著者:今野敏 ナレーター:浅木俊之出版:文藝春秋(audible 版)今野敏作品は「隠蔽捜査」シリーズをメインで追っかけながら、気が向いたら他の作品・シリーズも…って感じのお付き合いです。しかし作品、多いですからねぇ。で、audible でもフォローしようかな、とチョイスしたのがこのシリーズです。公安外事・倉島警部補シリーズ。…でもこの第一作の主人公
2024年2月18日 18:24
・黙示著者:今野敏 ナレーター:水越健出版:双葉文庫(audible版)警視庁捜査3課の萩尾・武田コンビの活躍を描くシリーズ第3弾。…なんですが、ちょっと前2作とは趣きが違うかな?前2作についてはテーマに「師弟」「継承」と言ったものがあって、職人的な側面を持つ盗犯を追う二人の姿に、彼ら自身の<師弟関係>と<継承>が重ねられてたんですが、本作についてはそこら辺の気配はあまりありません。
2024年2月7日 12:29
・真贋著者:今野敏 ナレーター:水越健出版:双葉文庫(audible版)盗犯を担当する警視庁捜査三課の萩尾・武田コンビを描くシリーズ第2作。前作にも若干そう言う側面は描かれていましたが、本作はメインテーマとして「師匠と弟子」(技術の継承)に焦点を当てています。窃盗事件の連絡を受けた萩尾は、その手口からダケ松の犯行と推測する。だが職質で捕まったダケ松の態度や供述には不審な点もある。
2024年1月20日 07:47
・一夜 隠蔽捜査10著者:今野敏出版:新潮社待望の「隠蔽捜査」シリーズ長編10作目。神奈川県警刑事部長となってからは長編3作目(本作の前に短編集があります)になります。有名作家・北上輝記が誘拐されたとの一報が竜崎の元に入る。しかし誘拐犯からの要求はなく、誘拐の目的が何なのか、竜崎たちは悩む。北上の友人のミステリ作家・梅林賢は捜査に協力しようと、竜崎に申し出、竜崎は彼の意見を聞くこ
2024年1月12日 08:40
・確証著者:今野敏 ナレーター:水越健出版:双葉文庫(audible版)今、今野さんの作品は「隠蔽捜査」を中心にフォローしてます。安積班も読んでたんですが、出版社が変わったりもしてて、どれがどれだか分かんなくなって、いつの間にか…w。ポロポロ他のシリーズも手を出してはいるんですが、しっかりシリーズを追いかけようと思ってるのは「隠蔽捜査」シリーズだけですかね。本作は盗犯を担当する警視
2023年3月9日 12:05
・署長シンドローム著者:今野敏出版:新潮社隠蔽捜査シリーズの最新作「審議官」の一編で登場した、竜崎の後任の大森署長・藍本小百合が主人公の新作。「審議官」を読んだ時、「これはいいキャラだなぁ」と思い、もっと読みたい気分になったんですが、さすが今野さん。分かってらっしゃるw。主人公に格上げしての新作です。時系列的には藍本署長の着任から少し経って。竜崎時代のメンバーもまだ残っていて
2023年1月30日 12:09
・審議官 隠蔽捜査9.5著者:今野敏出版:新潮社大森署長から神奈川県警刑事部長に異動になった「竜崎伸也」の、異動後を描く短編集。9つもあるので、短編としてもかなり短め。竜崎視点の作品もありますが、竜崎の家族(妻・娘・息子)視点、竜崎異動後の大森署の署員視点、神奈川県警の署員視点の話が並んでいます。「隠蔽調査」ファンとしてはもちろん長編待望なんですが、「竜崎伸也」というキャラクターの
2022年6月12日 07:31
・石礫 機捜235著者:今野敏出版:光文社「機捜235」シリーズ、第2作。1作目は連作短編でしたが、こちらは長編。締まった連作短編シリーズが長編になった場合、短編を間伸びしたような「薄味」になっちゃう時がありますがw、本作については緊張感をうまく継続できてるように思います。序盤は前作と同様に事件が立て続けに起こって、連作短編風。その一つの事件が「人質事件」になり、さらには「テロ事
2022年6月3日 08:59
・機捜235著者:今野敏出版:光文社文庫大活躍の今野敏さんの、またもや「新シリーズ」。とにかく打率は安定しているので、安心感はあるんですが、既存のシリーズ(個人的には特に「隠蔽捜査」)の進み具合に影響が出ないか、ちょっと心配も。まあ、冨樫義博(ハンター×ハンター)みたいに休筆してる訳じゃないからいいんですけどw。で、本作は「機動捜査隊」を舞台にした新シリーズ。基本は若手が配属され
2022年1月19日 08:59
・隠蔽捜査9 探花著者:今野敏出版:新潮社神奈川県警の刑事部長に竜崎が転任して2作目になりますが、転任早々の<お目見え>で派手目だった前作の事件に比べ、本作は割と地味な感じ(殺人事件で地味ってのも何ですが)。米軍との関係、海を考慮した捜査、東京や近県との関係等、「神奈川」を舞台にした事件捜査の特徴みたいなのをさらった(それを竜崎が学ぶという構図)って位置付けでしょうか。米軍の特別捜査
2021年11月15日 10:11
・エムエス 継続捜査ゼミ2著者:今野敏出版:講談社文庫元警官の大学教授のゼミが「お蔵入り事件」を取り扱うシリーズ第2作。と言っても、リアルな警察組織に詳しい今野さんの作品。「迷宮事件」を扱うようなエンタメ作品とはちょっと違った趣になってます。(本作の場合、「継続事件」は上告された駅での喧嘩案件)リアルなんだけど、その分、ぶっ飛び度合いは少なくなるので、良し悪しはあるかも。本作のテ
2020年6月19日 12:36
・変幻 著者:今野敏 出版:講談社文庫(Kindle版)「同期」「欠落」と続いてきた「同期」シリーズの最終巻。 2作目まで読んで、3作目が出版されたのを見落としてたんですが、amazonのキャンペーンの中で見つけて購入。 捜査一課・公安・特殊班に配属された同期(最初は二人。2作目からもう一人加わる)が、仲間が巻き込まれた事件を、協力しながら解決する…という内容。…なんだけど、ちょっ