〈無料〉 U/P番外編 : 飛行機やホテルでハズキルーペ。スマホ老眼にお別れを… 〈投げ銭制〉
このnoteを無料公開して特定の品の宣伝記事だと勘違いされると非常に困るので、今回は「投げ銭方式」にします。投げ銭のやり方は最後に説明しておきます。内容は全文無料で読めます。
ド近眼と乱視の世界
わたしの目はド近眼と乱視のコンボである。
両眼とも視力が0.1に満たない。
お風呂にだって眼鏡無しで入れないほど
なのである。
そのうえ小さいころから
異常な量の本を読み過ぎからの
近視と乱視ときている。
これは小学生のころ本が読みた過ぎて
学校に行く電車の中でも本を読み続け
消灯後には自室の窓から入る月明かりで
無理に本を夜中まで読んでいたせい。
そんなわたしがnoteで定期的に記事を
書いて売り出す生活をはじめたら
びっくりするほど追加で目が悪くなった。
眼鏡をかけているのに全然見えないのだ。
これってどうもいま流行り?の
「スマホ老眼」と言われるものっぽい。
note記事は発売前チェックの際
動作確認を色々な端末でしている関係上
スマホでもチェックするわけなのだが
iPhone等で確認する時に近眼&乱視用の
眼鏡を外さないと字が良く見えない。
外出するときはコンタクトレンズを
使用しているのであるが
コンタクトを装着していると
iPhoneのアプリでUBERが呼べなく
なったときは愕然とした。
地図が全然見えないのである。
やばい、これはなんとかしないといけない。
生活というか日々の仕事にまず支障が出る。
しかし、周りにド近眼からスマホ老眼に
なった人が見当たらず、この状況を
どうしていいか分からずに
あっというまに半年が過ぎた。
暗い機内でこまってた
この特殊な近眼・乱視・老眼コンボの
目の悪さだと、わたしの日常で
とにかく一番困るのが機内。
電車乗るよりも飛行機に乗る回数のほうが
多いので死活問題である。
飛行機の客室ってとにかく薄暗い
そのうえ最近の飛行機はやたら色気づいて
照明をピンクにしたり紫にしたりと
変なことしてくれちゃうし
それにせっかく美しい日の光が注ぎ込む
デイフライトであったとしても
ミールサービスが終わるか終わらないか
ぐらいで無慈悲にキャビンライトは
消されてしまう。
こっちがまだ食後のデザート代わりに
チーズとシャンパンを楽しんでいようが
おかまいなしだ。
どこのエアラインも乗客を寝かすために
シェードを閉めて客室を真っ暗にしてしまう。
離陸後ミールサービスが一段落してから
キャビンライトを暗くされるのはまだいい
一番困るのが搭乗時に機内に入ったら
既に客室が薄暗いってやつね。
わたしの天敵JALだと羽田発の深夜便で
何を思ったのか客へのサービスだと言って
ボーディングの際もシェードを閉じて
キャビンライトまで暗くして客を
搭乗させているのであるが
あれはいただけない。
破綻後のリストラで老眼世代をここぞとばかり
全部駆逐した結果、老眼の客が乗ってくる想定が
出来ていないのか知らんけど
ユニバーサルデザイン云々言う前に
まず機内の照明をつけてくれとおもう。
機内が薄暗すぎて席で巣作りする際に
席の周りがとても見辛いのだ。
そう、近眼&老眼って明かりが足りないと
一気に見えにくさが倍増する。
飛行機乗ったら何故か手探りみたいな
不自由な状態に。
あとは薄暗い機内でメニューを渡されて
やたら小さい文字を読んでその中から
選んだりするのが文字が見えにくく超苦痛に…
日本語のメニューならなんとなく輪郭で
漢字を推測するとか頑張れば出来そうだけど
英文字で細かく書いてあるメニューだと
そもそもメニューの名前も馴染みがない
ってこともあり、その下のもっと
ちっさくなった料理の説明文字を
解読するのが超ストレス。
苦肉の策としてiPadでメニューを撮影して
画面を明るく字を大きく引き延ばして
解読する状態が続いていた。
海外の暗いホテルやレストランで困ってた
ド近視&老眼には暗がりが大敵なわけだが
海外で二大暗い場所。それは
レストラン(&バー)とホテル
まずホテル。
日本のホテルの部屋は日本人の好みに
合わせてまだ明るいのでマシだが
わたしが多くの時間を過ごす海外のホテルは
とにかく部屋が暗い。
実は我が家も日本人の家にしては
わたしの趣味で居間はランプのみ
天井からの照明はひとつもない状態で
客人にびっくりされるほど
家の明かりは暗いのだけど
海外のホテルの部屋って我が家を上回る
暗さなのである。広いスイートの寝室は
ランプがベッドサイドのふたつっきりとか
平気であるからね。
この状況でホテルのダイレクトリ読むとか
ベッドで雑誌を読むとかが
超つらくなってきていた。
そしてホテルで実は一番困るのは
フロント
ホテルのフロントではチェックアウトの際
明細を確認する必要があったりするのに
なんかやたらと暗いのだ。
カウンターの内側は事務作業するからか
明るいのだが客側のカウンターの上は暗い
フロントは旅行中に注意を払わねばならない
シチュエーショントップ3に入る場所
何故なら海外のホテルって会計が一発で
合ってるなんてのは奇跡か?と思うほど
しれっと変な請求を乗っけてきたりするので
油断ならないからだ。
従ってくまなく請求書を確認してから
支払のカードを出す必要があるし
クレジットカード通貨選択トラップも
自分で選ばないとひっかかる形式も
あったりして気が抜けない場所
ホテルのフロントで
「老眼すぎて書いてあることがよく見えない」
というのは敵本陣に丸腰で戦いにく
マヌケである。
暗い中で英文の小さい文字で書かれた何かを
読むのって老眼には無理すぎるからだ。
そして他にも困るのが海外のレストランやバー
ムードを出すためにテーブルの明かりが
冗談抜きでろうそくのみ、みたいな
レストランは山ほどあること。
さすがに店内が暗いことがわかってるのか
メニューに懐中電灯を付けて持ってくる
レストランもあるほどだけど
問題は暗がりで自分の皿の上が
良く見えないことだったりする。
注文したのとちがうものが来ても
食べてみるまで形状がよくわからない
とかは日常茶飯事だ。
だってメニューはライトで照らすサービス
はあっても皿をいちいち照らすサービスは
ないからな。
最近は冗談抜きで洞窟探検とかでかぶる
ライトの付いたヘルメットかぶって
食事をしたいと思うほどなのだ。
もうほんと、大げさではなく今年は
暗闇の中で物が良く見えない状態で
過ごしていた…
と言っても過言ではないくらいだった。
わたしがそういった暗闇シチュエーション
に頻繁に存在するような生活をしてるのも
一因ではあるけど、この状況に
ほとほと心底参っていたのだ。
▽ リーディンググラスをつくるも失敗
そんなこんなで海外のレストランやホテル
そして飛行機の中で
「良く見えない」
とわたしがしょっちゅうぼやいていたら
「それって老眼なんじゃないの?」
と友数人より言われたのだが
そういう人たち全員視力は2.0みたいな
異常に視力が良いやつらであったのだ
わたしの友達は不思議と視力が異常に良い
というのが多い。
でも老眼の知識のないわたしは素直に
彼らの指示に従ってまずはチェーンの
眼鏡店で簡易なリーディンググラスを
手に取ってみた。
手に取ってみたんだけど…
いまかけてる眼鏡をはずして裸眼にあわせても
なーんも見えないのだ。
目がいい人にはわからない視点
そうですド近眼過ぎるひとは
リーディンググラスだけじゃ
何も見えないのでした!
新しい発見。自分がなってみないと
これはわからなかった。
当たり前の話であるのだが
まずは視力が矯正されていないと
一般のリーディンググラスは
何の役にも立たなかったのだ。
もともと目の悪い人はいちから
眼鏡を作り直す必要がある
ということで遠近両用の眼鏡を作ってみた。
家で執筆作業中にiPhoneをみたり
PCの画面をみたりと
遠近目まぐるしく見る位置が変わるので
その状況でいちいち眼鏡をかけ替えるのは
作業効率が落ちすぎる。
遠近両用で作る以外の選択肢はなかったが
この遠近両用眼鏡はなんとiPadが
裾すぼまりの台形に見えるように
なってしまった。
世界が歪みまくる。
冗談のようにわたしに見える景色は
全部遊園地の騙し屋敷のようになった。
さすがにすべての世界が歪んでいる
というのは気分が悪い。
だめだ使い物にならん
自分のようなド近眼&乱視な人間が
老眼になったらどんな矯正をすれば
いいのか皆目見当がつかん…
周りには視力が異常に良くて、そこからの老眼
しかいないもんで適切なアドバイスが
耳に入ってこない。
見えないとうことに非常に不安を
覚えるわたしはしばらくとても憂鬱な
時間を過ごすことになった。
行きつけのバーで
丁度そのころネットでは武井咲が
産後復帰第一弾の仕事でハズキルーペの
CMに出演して話題になっていた。
人気ドラマ「黒革の手帖」で演じた
クラブのママ風情な着物姿の武井咲が
小泉孝太郎と舘ひろしを従えて
クラブの椅子でハズキルーペを尻に敷く
あの話題のCMである。
このCMがツイッターなどでバズってる際は
ハズキルーペというのはクラブに行くような
年配のおじさんが使うものだと
信じてやまなかったし
そもそもデザインがダサすぎて
自分が使うなんてことは絶対ない
一生ないとおもっていた
ところがである。
神の啓示かとおもうような出来事が
とある行きつけのバーで起こったのだ。
そう、そのバーのマスターが
バーが暗くてお勘定するのに
老眼鏡必須だといって
眼鏡の上にさっとかけて
カウンターの端っこで
計算機をたたいていたのだ
「あら、それ眼鏡の上からかけられるって
すごくいいじゃない?」
と言うと
「話題のハズキルーペなんですよ」
このときわたしの頭の中では
鐘が鳴り響いたね、
聖イグナチオ教会の鐘の音?
ではなく
NHK歌合戦の合格のあの音
キンコンカンコンキンコンカンコンキンコンカーン
ってやつ
「これだ!」
ハズキルーペが今使ってる眼鏡の上から
かけられるとは!
それはしらなかったぁああああああ
ほしいのはそれだあああああああ
ハズキルーペを買いに
自分の視力にあわせて作った遠近両用が
仕事や作業でPCを使いつつ手元の
文字を見たりするのに
非常に使い勝手が悪かったこともあって
わたしはもういてもたってもいられず
翌日ハズキルーペを扱ってる家電量販店に
飛んで行った。
そこの眼鏡売り場でハズキルーペを
扱っているという情報を得たらからだ
ハズキルーペを見に行くと
どうもその量販店でハズキルーペをめちゃくちゃ
推してるらしく入口にモニターに無限ループで
武井咲のあのCMが流れ続ける
特設売り場が出来ていたのである。
おそるべしハズキルーペ。
横で繰り返し流れるあのCMを
何十回と聞きながらサンプルを試し掛けする。
「小泉さんお待ちしておりました、目がお疲れですか?」
と武井咲が20回くらい言ったところで
今度は実際の見え方を確認するために
パソコンを立ち上げる。
今回の購入にあたりわたしは仕事で使う
端末を全て持参するという
気合の入れようなのである。
だってほらエクセルに書き込むときとか
手元の文字とPCの画面を
いったりきたりみたいな作業に
なるのでそれを再現しないと。
仕事中にかけている眼鏡のうえからかけて
丁度いい見え方のものにしないとなので
かなり種類のある中からあーでもない
こーでもないと真剣に選ぶ
売り場のモニターで無限ループで流れるCMで
小泉孝太郎が
「字が小さすぎて読めない!」
と叫びながらおしぼりを投げる場面のセリフを
50回くらい聞いたところで
やっとこぴったりの「ひとつ」をみつけた。
旅先で実際に試す。
次のミッションは実際の旅行で飛行機内や
ホテルで使えるかのチェックである。
自分の生活に即した諸々シチュエーション
これでほんとに使えるか否か持参して
実際に検証してみる
まずは機内
機内での使い勝手はかなりいい。
フライトタイムが12時間とかの
ロングホール(長大路線)の場合
さすがにコンタクトレンズのまま
過ごしませんのでね。
フライト中は眼鏡にかけかえてる
わたしですのでハズキルーペの
出る幕ありまくり。
ハズキルーペのいいところは
老眼鏡とちがって
遠くを見てもくらくらしないこと
なのでメニューを見ながら
オーダーを客室乗務員と
確認する際にちょっと距離がある
彼らの顔がちゃんと見えるのだ。
これはすばらしい。
あとはCMでもおなじみ尻ふみシーン
実はこのシチュエーション
機内ではあるあるなのだ
サイドテーブルからシートの座面に
物が転がり落ちるなんてこと結構あって
わたしは機内持ち込みしたBOSEの
ヘッドフォンの柄を踏んずけてしまい
折ったことがあるのでね。
それからホテルの客室
光の量が圧倒的に足りない
ヨーロッパの古めかしいホテルでも
このハズキルーペがあれば
室内に置かれた英語の雑誌が
苦労なく読めた。
ただこうやって良いところばかり書くと
「ハズキルーペの回しものか?」
と思われると困るので
ネガティブなことも書いておくが
使いにくかったシチュエーションもある
ハズキルーペは長時間使うのは辛い。
何かのときに一瞬「メニューを見る」とか
「明細を確認する」とかそういう
短い時間だけかけるのにはいいけど
iPadに入れてある電子書籍をじっくり読むとか
長い時間使用するとわたしの場合乱視矯正用の
眼鏡をかけた上にハズキルーペをかける
という使い方なので重さが二倍になり
じわじわと疲労を貯め
さいごは頭痛がしてきたりするのだ。
なので電子書籍を読むときなどはわたしは
使わないことにしている。
あとは旅先での外出時。
ホテルの客室内とか機内など
パジャマでいても良いTPOでは
眼鏡の上からハズキルーペをかけてても
おかしくないんだけど
さすがにレストランやBARで
ハズキルーペを眼鏡の上から
かけるのは憚られた。
やっぱりなんか変だし注文を取りに来た
店員さんがぎょっとするのがわかる。
外では眼鏡とハズキルーペの二重掛けは
やめようとおもいましたね。
あくまでも旅行のホテル客室内と機内用
そして家の中限定だな。
とはいえわたしの日常は旅であり
機内かホテルかだといっても
過言ではないので
その二つで便利に使えるなら
いう事はない。
ハズキルーペを買って思った。
「便利な物は迷ってないでとにかく早く使い始めるに限る」
結論
さて結論
ここでくどくど御託を並べるよりも
最後にやっぱりこれを言っておしまいにするのが
一番座りがいいような気がするので
言わせてください!
ハズキルーペだ~いすき♡
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ここまで読んだけど「投げ銭はしないぜ」なタダ読みの方々へ
ならば〈いいね♡〉くらいは押してってね!
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ここから先は投げ銭してくださった方へ特別にお礼の気持ちを込めてハズキルーペ旅先写真集をつけておきます。
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