9/25学術バーQのイベント『ふたご研究BAR:双生児をめぐる学術小噺4選』にWriter Rinkaが登壇します
8/14『医学・創薬科学バー』に続き,9/25『ふたご研究BAR:双生児をめぐる学術小噺4選』にWriter Rinkaが登壇します。当イベントでは,「双子」および「双子研究」にまつわる話題について,さまざまな学問から議論したいと思います。私Writer Rinkaは,生物学(主に遺伝学)の観点から「双子研究」の概要やエピジェネティクスの基本,研究事例などを扱っていく予定です。
イベントについて(学術バーカレンダーより引用)
【イベンターの名前・所属(当日発表順)】
伊本西那(東京大学博士課程)
てっ(一卵性双生児)
いなむー(東京大学博士課程)
Writer Rinka(慶應義塾大学大学院医学研究科博士課程)
【タイムテーブル(予定)】
18:00 オープン
18:40 軽いイベント趣旨説明(by 伊本西那)
18:50 双子が語る双子とは何か(by てっ)
19:20 生物学からみた「双子研究」:エピジェネティクスを中心に(by Writer Rinka)
20:10 教育におけるふたご(by いなむー)
21:00 双子はどうやって「生成」される?:医学史にみる双子(by 伊本西那)
22:00 フリートーク
23:00 クローズ
【お客さんへひとこと】
伊本西那:発起人です!双子という視点から医学史の面白さも伝えたいと思います!
てっ:双子当事者です! 自分と兄の人生を振り返りつつ双子とは何かを改めて考えてみます。
いなむー:普段,双子の研究はしていませんが,縁だけはあります!!!
Writer Rinka:いわゆる「遺伝か環境か」問題について、双子研究からわかることをいくつか議論していきます。
【営業時間】 18:00〜23:00 (営業時間中はご自由に入店・退店していただけます)
【チャージ料】 一般:1,000円/時間・学生:500円/時間 (タイムチャージ制を採用、飲食代は別途頂きます)
学術バーQとは
学術バーQは,学問の探求を愛するすべての人々に開かれたユニークなスペースである。リラックスした雰囲気の中で,研究者や学生,興味を持つ一般の方々が集まり,最新の研究やトピックについて自由に議論できる。専門的な知識を深めたい方,異なる分野の視点を学びたい方,または単に知識を共有したい方にうってつけの場所である。
私Writer Rinkaは,5月より通い始め,生物学・哲学・倫理学・言語学などの学問を議論してきた。また,8/14にはイベント『医学・創薬科学バー』に登壇し,漢方医学とネットワーク科学について発表を行った。
内装はこんな感じ:
発表内容の概要
生物学からみた「双子研究」:エピジェネティクスを中心に
「双子研究」とは,遺伝と環境がどのように人間の行動や特徴に影響を与えるかを調べるために双子を対象とした研究であり,例えば同じ遺伝的に一卵性双生児を比較することで,その違いとしての環境要因を割り出すことができる。ここでいう「環境要因」のうち,エピジェネティクスはDNAの配列そのものに変化がないにもかかわらず遺伝子の発現が変わる仕組みであり,さまざまなメカニズムが知られている。
本イベントでは,これらの基礎知識を整理し,医学研究での応用例を紹介するほか,俗にいう「遺伝か環境か」問題について遺伝学の視点から考察する予定である。
筆者の記事まとめ:
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