
The Cell まとめノート#0 本記事のあらすじ、もくじ
本記事は,生物学のテキストでワールドスタンダードとして有名な"Molecular Biology of the Cell"(和訳:「THE CELL 細胞の分子生物学」)についてのまとめを行ったノートである。
テキストの情報:
記事の形式
はじめに,「何が書いてあるか」と題しそのChapterの要約について箇条書きする。その下に,「ノート」として筆者直筆による手書きのノートを掲載する。
注意事項
Q. なんでノートは全部英語なの
A. 筆者の勉強のため。生物学は用語がやたら多い分野であり,わざわざ固有名詞の日本語を覚えるのもめんどうだなと。最初から英語で覚えたほうが後々楽な気がする。英語で用語を見ると,まんまじゃんってやつがそれなりにある。
余談だが,筆者はかつての英語嫌いが祟っていろいろあったもので,昨年あたりから英文を読むようにしており,とうとう英語でなんかを書くということを成し遂げた。TOEICやTOEFLの勉強もやらないと。
Q. このテキストを選んだ意図
A. 大学学部レベルで生物学のテキスト,といえばThe Cellだということなので。定番かつデカいのを選んだ。筆者はデカいテキストが好き。これやっとけばまあ平気でしょうという心意気で。
Q. 内容が難しすぎる
A. テキストおよび本記事は必ずしも入門レベルを想定していない。またかみ砕いて説明するほどの余白も用意できないので、各自Web検索等での対応を願う(暇があれば別途入門記事を書くかもしれない)。Wikipediaにおいても結構バカにならないレベルの記事がたくさんある。
参考までに,筆者のオススメの入門書はこちら,小さくて持ち運びに便利で,これだけやれば教養としては十分すぎる内容。
「アメリカ版 大学生物学の教科書(全5巻)」
Q. ノートの字が読みにくい,誤字?
A. 後から見返すと自分でも読めないところがある。ボールペンでの一発書きの結果がこれ。誤字ったところをグリグリ塗りつぶしてごまかしてたりする。明確に教育目的の記事にするのであればもっと丁寧に書くのだが,まあ勉強記録なのでこの辺でご勘弁を。内容的にはお金とれるかもなーとか考えていたときもあったが,上記のよう粗雑さが目立つのでやめた。全記事無料でやろう(サポートは丁重に受け取りたいと思います)。
目次(随時各記事のリンクを追加)
PART I INTRODUCTION TO THE CELL
細胞生物学への導入。生化学の内容についても触れられている。
Chapter 1 Cells and Genomes
Chapter 2 Cell Chemistry and Bioenergetics
Chapter 3 Proteins
PART II BASIC GENETIC MECHANISMS
遺伝学,分子生物学の範囲。セントラルドグマの詳細な説明。
Chapter 4 DNA, Chromosomes, and Genomes
Chapter 5 DNA Replication, Repair, and Recombination
Chapter 6 How Cells Read the Genome: From DNA to Protein
Chapter 7 Control of Gene Expression
PART III WAYS OF WORKING WITH CELLS
細胞を理解するための研究手法について。
Chapter 8 Analyzing Cells, Molecules, and Systems
Chapter 9 Visualizing Cells
PART IV INTERNAL ORGANIZATION OF THE CELL
細胞の構成要素について更に詳しく掘り下げていく。
Chapter 10 Membrane Structure
Chapter 11 Membrane Transport of Small Molecules and the Electrical Properties of Membranes
Chapter 12 Intracellular Compartments and Protein
Chapter 13 Sorting Intracellular Membrane Traffic
Chapter 14 Energy Conversion: Mitochondria and Chloroplasts
Chapter 15 Cell Signaling
Chapter 16 The Cytoskeleton
Chapter 17 The Cell Cycle
Chapter 18 Cell Death
PART V CELLS IN THEIR SOCIAL CONTEXT
細胞生物学の応用的な範囲。がんや免疫,発生学など。
Chapter 19 Cell Junctions and the Extracellular Matrix
Chapter 20 Cancer
Chapter 21 Development of Multicellular Organisms
Chapter 22 Stem Cells and Tissue Renewal
Chapter 23 Pathogens and Infection
Chapter 24 The Innate and Adaptive Immune Systems