書記が物理やるだけ#371 光の反射・屈折の利用
今回から光学について,以前扱った分野と絡めながら扱っていく。
問題
幾何光学の簡単な問題は高校物理で扱っている。
説明
スネルの法則は,以前にフェルマーの原理から導出した:
プリズムとは,光を分散・屈折・全反射・複屈折させるための光学素子である。
アッベ屈折計は,全反射を用いることで試料の屈折率を求めることができる。
光ファイバーは,全反射により離れた場所に光を伝える伝送路である。
解答
頂角aのプリズムに対し,2回の屈折に対し加法定理を用いて振れ角δを示すことができる。
最小振れ角は微分=0により求めていく。
アッベの屈折計について,スネルの法則からなる方程式を解くことで屈折率が求められる。また,a=90°のものをプルフリッヒの屈折計という。
光ファイバーにより光を伝送するには,管内で全反射を起こす必要がある。
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