書記の読書記録#709『電力工学 (基本を学ぶ)』
安岡 康一『電力工学 (基本を学ぶ)』のレビュー
レビュー
発電・送電・変電・配電までの一連の流れについての教科書。演習問題のなかには電験の過去問を参考にしたものもある。
もくじ
1章 電気エネルギーの発生と利用
1-1 一次エネルギーと電気エネルギー
1-2 電気エネルギーの発生と消費
1-3 電力設備と電力系統
1-4 水力発電の原理
1-5 火力発電の原理
1-6 原子力発電の原理
1-7 電気事業発達の歴史
2章 三相交流回路と三相電力
2-1 正弦波交流
2-2 複素表示
2-3 交流の電力と複素表示
2-4 対称三相交流
2-5 相電圧と線間電圧
2-6 Y結線とΔ結線
2-7 対称三相回路と三相電力
3章 送配電系統と電力設備
3-1 高電圧化と大容量化
3-2 送電系統と配電方式
3-3 架空・地中送配電線路路
3-4 送配電線路の等価回路
3-5 変電所と三相変圧器
3-6 変成器・開閉機器・避雷器・継電器
4章 定電圧送電と無効電力の調整
4-1 パーセントインピーダンスと単位法
4-2 有効電力と無効電力の送電
4-3 電圧降下とフェランチ効果
4-4 無効電力の発生・消費と調相
4-5 電力用コンデンサと無効電力の補償
4-6 電力方程式と電力円線図
5章 電力系統の故障解析
5-1 故障とサージ電圧
5-2 簡易故障計算
5-3 三相対称座標法
5-4 対称分回路
5-5 対称座標法による故障計算
5-6 中性点接地方式
5-7 誘導障害
6章 電力系統の安定度
6-1 電力潮流計算
6-2 有効電力と周波数
6-3 定態安定度と過渡安定度
6-4 パワーエレクトロニクスと直流送電
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