書記の読書記録#1087『ローレンツ–ミンコフスキーの幾何学』(全3巻)
井ノ口 順一『ローレンツ–ミンコフスキーの幾何学』(全3巻)のレビュー
レビュー
相対性理論の基本となるミンコフスキー空間について,色々と遠回りをしながら理解していく構成。ある程度基礎の整った人が,本書を副読本とするのが良いか。
もくじ
ローレンツ-ミンコフスキー平面の幾何1+1次元の世界ミンコフスキー平面の幾何
ミンコフスキー平面とは/ローレンツ変換/コーシー・シュヴァルツ不等式/ミンコフスキー平面の2 次曲線/ローレンツ群/正規直交基底と零的基底/平面曲線/共形変換/角と面積
ローレンツ–ミンコフスキーの幾何学2 1+2 次元の世界:ミンコフスキー空間の曲線と曲面
直線と平面/非光的空間曲線/光的空間曲線/螺旋再訪/ E^3 内の曲面/ L^3 内の空間的曲面/ L^3 内の時間的曲面/ L^3 内の光的曲面/ 2 × 2 型行列の標準化/ 1 径数部分群
ローレンツ–ミンコフスキーの幾何学 Ⅲ 1+3 次元の世界– – 曲面から多様体・時空へ–
曲面から多様体へ/リーマン曲率/剛性問題/クリフォード輪環面/測地線/リーマン面とローレンツ面/時間的曲面再訪/ワイエルシュトラスの公式/ガリレイの相対性原理/ミンコフスキー時空/ローレンツ時空/シュヴァルツシルト時空
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