書記の読書記録#1173『ストール精神薬理学エセンシャルズ - 神経科学的基礎と応用 - 第5版』
『ストール精神薬理学エセンシャルズ - 神経科学的基礎と応用 - 第5版』のレビュー
レビュー
精神科の薬理学の定番の教科書であり,どよ受容体に作用して神経活動をどうするか,総論の教科書では触れない深部まで細かく書かれている。
もくじ
①化学的神経伝達
②精神薬理学的な薬物作用を示す標的としてのトランスポーター,受容体,酵素
③精神薬理学的な薬物作用を示す標的としてのイオンチャネル
④精神病,統合失調症そして神経伝達物質ネットワーク:ドーパミン,セロトニンおよびグルタミン酸
⑤精神病,気分障害,その他の疾患のドーパミンとセロトニン受容体を標的とする薬物:いわゆる「抗精神病薬」
⑥気分障害と神経伝達物質ネットワーク:ノルエピネフリンとGABA
⑦気分障害の治療薬:いわゆる「抗うつ薬」と「気分安定薬」について
⑧不安・心的外傷とその治療
⑨慢性痛とその治療
⑩睡眠覚醒障害群とその治療:ヒスタミンとオレキシンの神経伝達物質回路
⑪注意欠如・多動症とその治療
⑫認知症:原因,対症療法,および神経伝達物質ネットワーク(アセチルコリン)
⑬衝動性,強迫性,および嗜癖
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